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トッテナム、20/21予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。補強は最小限、モウリーニョ体制2年目の陣容は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ホイビュルク
【写真:Getty Images】

ピエール=エミール・ホイビュルク(デンマーク代表/背番号5)
生年月日:1995年8月5日(25歳)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/0得点1アシスト(サウサンプトン)


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 バイエルン・ミュンヘンの下部組織出身だが、トップチームではチャンスを掴みきれず、アウクスブルクやシャルケを経てサウサンプトンで本格ブレイクを果たした。いかにもプレミアリーグ向きな中盤のファイターで、肉体的にも頑強でたくましい。

 昨季加入したタンギ・エンドンベレが期待を裏切り、ダイアーもセンターバック起用が増える状況で新シーズンのトッテナムの補強第1号に。豊富な運動量と激しい当たりで中盤を引き締める活躍が期待される。苗字の母国語の発音が非常に難しく、移籍発表時に本人が自分の名前を読み上げる動画も公開された。デンマーク語の発音を日本語で無理やり表すなら「ホイビェア」が最も近いだろうか。

ハリー・ウィンクス
【写真:Getty Images】

ハリー・ウィンクス(イングランド代表/背番号8)
生年月日:1996年2月2日(24歳)
19/20リーグ戦成績:31試合出場/0得点0アシスト

 2019/20シーズンは自己最長の出場時間を記録し、飛躍の1年となった。繊細なボールタッチやパスワークで中盤からゲームを組み立てる能力に磨きがかかっている。新シーズンは直接チャンスに絡む回数を増やし、ゴールやアシストといった目に見える数字でもチームに貢献したいところだ。

 昨年10月には1年近く遠ざかっていたイングランド代表にも復帰。ハードな守備からゲームメイク、そしてゴール前でのチャンスにも絡める総合力の高いセントラルMFとして、新シーズンのさらなる成長に期待がかかる。

デレ・アリ
【写真:Getty Images】

デレ・アリ(イングランド代表/背番号20)
生年月日:1996年4月11日(24歳)
19/20リーグ戦成績:25試合出場/8得点4アシスト

 新型コロナウイルス感染拡大にともなうロックダウン期間に規律違反を犯し、アジア人への人種差別発言でも注目を浴びるなど、ピッチ外のトラブルの方が話題になることも。こういった私生活の奔放さも影響しているのか、ピッチ上でも非常に浮き沈みが激しいタイプの選手だ。

 絶好調時は手のつけようがないクオリティを備えているだけに、そのパフォーマンスを継続的に発揮できるようになればワールドクラスとしての評価も得られるはず。成績は2016/17シーズンを境に下降傾向にあるが、まだ24歳。モウリーニョ監督からの期待に応え、デレ・アリがトップ下としてひと皮剥ければトッテナムはタイトル獲得に近づくだろう。

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