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ルーカス・モウラ（ブラジル代表／背番号27）
生年月日：1992年8月13日（28歳）
19/20リーグ戦成績：35試合出場／4得点4アシスト

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　トッテナムの2列目には多士済々のアタッカーが揃う。昨季途中に加入したステーフェン・ベルフワイン、複数ポジションをこなすジオヴァニ・ロ・チェルソ、鋭い突破が持ち味のエリック・ラメラなども確かな実力を備えている。

　その中でも、2019/20シーズンに最も多くの試合に出場し、継続性も示していたルーカス・モウラが右ウィングのポジション争いでポールポジションに立っている。ベルフワインらの突き上げも刺激にしながら、曲芸的なテクニックを駆使したドリブル突破で新シーズンも多くのゴールに絡んでいきたい。

ソン・フンミン（韓国代表／背番号7）
生年月日：1992年7月8日（28歳）
19/20リーグ戦成績：30試合出場／11得点10アシスト

　自身初となるプレミアリーグでの二桁得点＆二桁アシストを達成した2019/20シーズンは、2年連続でトッテナムのクラブ年間最優秀選手に選ばれた。在籍6年目を迎え、いまやソン・フンミンはチームに欠かせない存在となっている。

　昨年12月のバーンリー戦で決めた、70mをドリブルで独走してのゴールはプレミアリーグの年間最優秀ゴールにも選出された。プレシーズンマッチの初戦となったイプスウィッチ戦では、前半のみの出場でさっそく2得点。新シーズンもその勢いはとどまることを知らない。

ハリー・ケイン（イングランド代表／背番号10）
生年月日：1993年7月28日（27歳）
19/20リーグ戦成績：29試合出場／18得点2アシスト

　昨季は1月に左足を負傷して手術を受け、長期離脱を強いられた。新型コロナウイルス感染拡大にともなう中断期間がなければ、出場試合数もゴール数ももっと少なくなっていただろう。トッテナムにとって最前線に君臨し続けてきた10番の不在はあまりにも大きな痛手だった。

　完璧な状態でなくとも18得点を挙げた力は本物で、今季も代役不在のエースストライカーの地位に疑いはない。ソン・フンミン、ルーカス、ベルフワインらの力も借りながらゴール量産でトッテナムをタイトル獲得に導けるか。アシスト役は豊富で、リーグ戦で30得点を奪った2017/18シーズンの再現にも期待がかかる。