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三好康児、得意のドリブルから決勝点のFKを獲得。アントワープは鈴木優磨&松原后が先発のSTVVに逆転勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

三好康児
【写真:Getty Images】

【シント=トロイデンVV 2-3 ロイヤル・アントワープ ジュピラー・プロ・リーグ第5節】

 ジュピラー・プロ・リーグ第5節、シント=トロイデンVV(STVV)対ロイヤル・アントワープが現地時間13日に行われた。アントワープが3-2の逆転勝利を収めた。

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 13位のSTVVと15位アントワープが対戦。STVVでは松原后と鈴木優磨が先発、伊藤達哉とシュミット・ダニエルがベンチ入り。アントワープに所属するMF三好康児はベンチスタートとなった。

 試合開始45秒、いきなりSTVVが先制に成功する。センターライン付近で受けた鈴木が起点となり、ボールが繋がる。最後はコリーディオのボールを受けた韓国代表MFイ・スンウがペナルティエリアからシュート。これがゴール右に吸い込まれた。しかし、アントワープはショートカウンターからユクレロが決め、すぐに同点に追いつく。

 同点に追いつかれたSTVVだったが、勝ち越しに成功。23分、コナテが後方からボールを回す相手DFにプレッシャーをかけ、ボールが溢れる。ボールを拾ったイ・スンウがペナルティエリア内に侵入し、右足でゴールネットを揺らした。

 しかし33分、アントワープが再び同点に追いつく。ユクレロの左CKからフリーとなっていたセックがヘディングシュート。これがゴールに突き刺さった。

 63分、アントワープは三好を投入。日本人対決が実現した。三好はいきなりシュートを放つなど積極的な姿勢を見せた。85分、STVVは伊藤を投入。この瞬間、日本人4人が同時にプレーすることになった。

 2-2のまま試合が進んでいたが、アントワープが逆転に成功する。三好がドリブルで仕掛け、ペナルティエリア手前の左でFKを得る。このFKをユクレロが直接ゴールに突き刺した。試合はこのまま終了。アントワープが3-2の勝利を収めた。

【得点者】
45秒 1-0 イ・スンウ(シント=トロイデンVV)
16分 1-1 ユクレロ(アントワープ)
23分 2-1 イ・スンウ(シント=トロイデンVV)
33分 2-2 セック(アントワープ)
88分 2-3 ユクレロ(アントワープ)

【了】

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