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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(10)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英と同僚に

ペルビス・エストゥピニャン
ペルビス・エストゥピニャンの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ペルビス・エストゥピニャン(エクアドル代表)
生年月日:1998年1月21日(22歳)
市場価格:1500万ユーロ(約18億円)
19/20リーグ戦成績:36試合出場/1得点6アシスト(オサスナ)
移籍先:ワトフォード→ビジャレアル
移籍金:1640万ユーロ(約19.7億円)


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 2017年に加入したワトフォードでは出番を得られず、3季連続でスペインクラブへのレンタル移籍を経験している。その中の一つであったマジョルカで1部昇格に貢献するなどブレイクを果たすと、昨季はオサスナでリーグ戦36試合に出場し1得点6アシストの成績を残すなど活躍。評価を大きく高めた。

 そんなレフティーに目をつけたのが、アルベルト・モレノが長期離脱を強いられたことで左サイドバックを探していたビジャレアルだった。同クラブは先日、エクアドル代表DFを完全移籍で獲得したと発表。移籍金は1640万ユーロ(約19.7億円)とされており、契約期間は異例の7年間となった。

 現在22歳と若いペルビス・エストゥピニャンは、かなり攻撃的なサイドバックだ。水準以上のスピードを活かして相手を一瞬で置き去りにすることが可能で、身長175cmながらフィジカルも強く、簡単にボールを奪われることがない。事実、『Sofa Score』のデータによると、昨季リーグ戦における59回というドリブル成功数は、DFの中でトップの成績となっていた。

 また、アーリークロスの上手さもエストゥピニャンの特徴。左足でかなり強く蹴り込まれたボールは精度、鋭さともに申し分なく、相手DFとGKを困惑させることを可能している。ビジャレアルでもここは大きな武器になるはずだ。そして、左サイドでコンビを組むこともあるだろう久保建英との連係にも注目である。

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