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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。新天地を求めた選手の能力値を紹介、今回はこの5人(10)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

グーナーが期待を寄せるブラジル人DF

ガブリエウ・マガリャンイス
ガブリエウ・マガリャンイスの能力値や19/20リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:ガブリエウ・マガリャンイス(ブラジル)
生年月日:1997年12月19日(22歳)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
19/20リーグ戦成績:24試合出場/1得点0アシスト(リール)
移籍先:リール→アーセナル
移籍金:2600万ユーロ(約31.2億円)


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 19歳という若さで欧州初上陸を果たしたブラジル人のガブリエウ・マガリャンイスは、2018/19シーズン後半戦より名門リールで守備の要として活躍。“新たなチアゴ・シウバ”との呼び声が高く、マンチェスター・ユナイテッドやナポリなどから興味を示される、人気銘柄となった。

 そのマガリャンイスのハートを射抜いたのは、守備の改善を目指していたアーセナルだ。同クラブは1日、ブラジル人DFを完全移籍で獲得したと発表。移籍金は2600万ユーロ(約31.2億円)とされている。ちなみに選手本人は後に、アーセナル加入の決め手がミケル・アルテタ監督からの電話だったことを明かしている。

 身長190cm・体重78kgという恵まれた体躯、そして身体能力の高さも兼ね備えるマガリャンイスは、間合いの詰め方の上手さと粘り強さが秀逸で、勇気を持って飛び出し攻撃の芽を摘むこともあるなど、とにかく対人戦に強い。セットプレー時には得点源になることも十分可能なほど、パワフルだ。

 また、現代サッカーには欠かせないビルドアップ能力も非凡。ボールの持ち方はあまり上手そうにみえないのだが、常に落ち着いており、空いたスペースを見逃さず縦パスを送り込む作業も淡々とこなす。左利きというポイントも高い。あとは、英語の上達に期待したいところだ。

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