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リバプール期待の新戦力5人。ジョッタ、チアゴら獲得で死角なし、10代の若手も台頭でプレミア連覇を狙う

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

真のオプションと言わしめたアタッカー

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【写真:Getty Images】

ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル代表/背番号20)
生年月日:1996年12月4日(23歳)
19/20リーグ戦成績:34試合出場/7得点1アシスト

 今夏、リバプールが獲得したディオゴ・ジョッタは躍進著しいウォルバーハンプトンのレギュラーを張っていた。加入初年度に17得点を挙げてプレミアリーグ昇格に導くと、直近2シーズンで67試合に出場して16ゴールを挙げた。昨季はUEFAヨーロッパリーグでもプレーし、ポルトガル代表でもデビューを果たしている。

 リバプールはロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーの3トップがあまりにも強力すぎるため、バックアッパーを務めてきた選手たちのクオリティ不足が目立っていた。ディボック・オリギやジェルダン・シャキリは閃光のように輝くことがあったが、コンスタントに活躍することはできていない。

 スピードに乗った状態でも狂わないボールテクニックと、推進力のあるドリブルがジョッタの最大の武器だ。ディフェンスの貢献度の高さもリバプールのサッカーに適合するだろう。ユルゲン・クロップ監督も「真のオプションになる」と期待している。

 4-3-3の最前線、オプションとして4-2-3-1のサイドハーフでもプレーが可能だ。南野拓実やオリギらとポジションを争うことになるが、実績では彼らを大きく上回っている。

 契約期間は5年、移籍金の総額は4500万ポンド(約61億円)と見られている。ジョッタがフロントスリーのレギュラーを脅かす活躍を見せられれば、今季のリバプールは安定した強さを見せることになるだろう。

【了】

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