アーセナル待望の左利きCB

ガブリエウ・マガリャンイス
【写真:Getty Images】

DF:ガブリエウ・マガリャンイス(ブラジル/背番号6)
生年月日:1997年12月19日(22歳)
19/20リーグ戦成績:24試合出場/1得点0アシスト(リール)


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 ブラジル出身のガブリエウ・マガリャンイスは「NEWチアゴ・シウバ」と称される逸材で、ナポリやマンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙う人気銘柄であった。その激しい争奪戦を今夏に制したのがアーセナル。選手本人は後に、加入の決め手がミケル・アルテタ監督からの電話であったことを明かしている。

 身長190cm・体重78kgという体躯を誇るマガリャンイスは地上、空中問わずとにかく対人戦に強く、簡単に後手に回ることが少ない。間合いの詰め方も上手く、粘り強さもある。それに加えビルドアップ能力も非凡で、アグレッシブな長短のパスを次々と送り込む。22歳ながら非常に落ち着いており、ボールの逃げ口としても安心して見ていられる選手だ。

 プレミアリーグではここまで開幕2試合連続スタメン入り。第1節フラム戦ではセットプレーからさっそく得点も奪うなど、持ち味である対人戦の強さを遺憾なく発揮している。今後コミュニケーション面が成熟すれば、スーパーな存在となる可能性も十分と言えるだろう。アーセナル待望の左利きCBのこれからに、大きな期待を抱かざるを得ない。

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『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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