復帰後のパフォーマンスに期待

ガブリエウ・マルティネッリ
【写真:Getty Images】

FW:ガブリエウ・マルティネッリ(ブラジル/背番号35)
生年月日:2001年6月18日(19歳)
19/20リーグ戦成績:14試合出場/3得点0アシスト


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 アーセナルに加入した際はまだその名が世界に広まっていなかったが、特別な才能を持った選手であることが昨シーズン中に証明された。初先発を飾ったカラバオカップでいきなり2得点を挙げると、ヨーロッパリーグでもゴールを次々と奪取。第24節、チェルシー戦でみせた独走ドリブル弾は世界に大きな衝撃を与えるなど、一気にその評価を高めた。

 まだ19歳ながら高い決定力を兼ね備えた選手で、チェルシー戦の得点が証明する通り非凡なスピードも装備している。また、相手守備陣の綻びをみつける眼がかなり冴えており、一瞬で飛び出してはボールを引き出し、チャンスに結びつける。サイドアタッカーとしてはもちろんのこと、ストライカーとしての才能もピカイチであり、類稀な攻撃センスが身についている逸材だと言えるだろう。

 現在は6月の練習中に負った怪我が癒えておらず、離脱中。復帰時期は年末とされているので、しばらくプレーはみられない。しかし、戻ってくれば再びその特別な攻撃センスを存分に発揮してくれるだろう。アーセナルの未来を担うであろう若手選手の一人として、復帰後のパフォーマンスには今から注目したい。前半戦の遅れを取り戻せるか。

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『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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