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バルセロナ期待の新戦力5人。加速する世代交代、復帰のコウチーニョと新たなスター候補たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

背水のシーズン

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【写真:Getty Images】

フィリッペ・コウチーニョ(ブラジル代表/背番号14)
生年月日:1992年6月12日(28歳)
19/20リーグ戦成績:23試合出場/8得点6アシスト(バイエルン)

 フィリッペ・コウチーニョにとって、今季は背水のシーズンになる。クラブは今夏も移籍先を探していたが、ロナルド・クーマン監督の希望もあり、今季はバルセロナでプレーすることになっている。

 昨季はバイエルン・ミュンヘンに期限付きで移籍した。絶対的な主力ではなかったが、公式戦38試合に出場して11得点をマーク。ブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグの3冠獲得に貢献している。

 4-2-3-1の布陣を採用する今季はトップ下か左サイドでの起用がメインになりそうだ。怪我からの復活を目指すウスマン・デンベレ、17歳のアンス・ファティや新加入のペドリとの激しい競争が繰り広げられるだろう。

 ルイス・スアレスやイバン・ラキティッチといったチームの屋台骨を支えていた選手たちが去った今、コウチーニョにとっては真価を示す最大のチャンスだ。背番号7をアントワーヌ・グリーズマンに譲り、加入当初の背番号14を付けて臨む今季は勝負のシーズンとなるだろう。

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