【写真:Getty Images】
リバプールは現時間8日、ブラジルのフルミネンセからGKマルセロ・ピタルガを獲得したことを発表した。17歳の若手GK加入の裏には、正守護神アリソンの関与があったようだ。
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ピタルガは昨年行われたU-17ワールドカップで優勝したブラジル代表メンバー。所属するフルミネンセは、アリソンの兄であるムリエウ・ベッカーがゴールマウスを守っており、これがリバプール行きにつながったという。
クラブ公式メディアでリバプールのGKコーチであるジョン・アクターバーグ氏が、獲得の経緯を説明した。
「(U-17)ワールドカップで彼を初めて見た。全てのGKをチェックして、年齢を確認するんだ。通常同じ年齢のGKが2人いるものだが、1つ年下の選手がいるとなると、光るものがあるかもしれないと考える」
「アリソンには彼の兄と話せないかと聞いたよ。アリソンが兄に話して、(2月のプレミアリーグ中断期間に)アリソンにトレーニングを見に行ってもらった。16歳でリザーブリーグでプレーしていたし、すでに信頼を得ていたよ」
アクターバーグ氏は、大事にピタルガを育てるつもりだ。
「そうして彼は今、ここにいる。我々は彼を成長させなければいけない。まだ若く、これからやるべきことはたくさんある。だからプレッシャーはかけたくない。まずは落ち着いてもらい、自分の道を見つけないとね。まずはスピードだ。イングランドはブラジルと違って、試合のスピードが速いからね」
守護神アリソンの負傷によって不安が生じているリバプール。ピタルガは次の世代を任せられるGKに成長するだろうか。
【了】