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アーセナル、痛すぎる出費? 構想外の10番に約11億円のボーナス支払いか

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 アーセナルのMFメスト・エジルが、クラブから高額ボーナスを受け取ったようだ。英『アスレティック』の報道を『デイリー・メール』などが伝えている。

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 エジルは現在、アーセナルで構想外となっている。最後にプレーしたのは3月7日で、約7カ月ピッチに立っていない。

 それでも、先月末にエジルは800万ポンド(約11億円)の大金を手にしたようだ。2013年からアーセナルに所属しているエジルは、2018年1月の契約延長時に交わした条件の一部として、9月末にロイヤルティボーナスを受け取ったという。

 この条項があったからこそ、アーセナルはこの夏にエジル放出を望んでいたとも指摘されている。

 アーセナルで最高額となる35万ポンド(約4800万円)の週給を受け取っているエジル。出場機会が得られなくても、得られるものは大きかったのかもしれない。

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なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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