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菅原由勢所属のAZで新型コロナ感染がさらに拡大。ELナポリ戦開催に不安強まる

text by 編集部 photo by Getty Images

AZアルクマール
【写真:Getty Images】

 日本代表DF菅原由勢も所属するオランダのAZアルクマールで、選手たちの間に新型コロナウイルス感染が広がっている。今週予定されているヨーロッパリーグ(EL)のナポリ戦の開催も危ぶまれる状況となった。

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 AZは20日に公式ウェブサイトで声明を出し、「火曜日に選手たちのグループ内で数件の新たなコロナ感染が確認された」と発表。現在は感染拡大の規模について調査中であり、オランダサッカー連盟(KNVB)や欧州サッカー連盟(UEFA)などと対応を協議中であると述べている。

 先週金曜日の16日には、AZはトップチーム選手4人とユースチーム選手2人、スタッフ3人の計9人から新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたと発表していた。オランダ紙『テレグラーフ』などでは現在の感染者数は12人になったと伝えている。

 16日に選手4人らの感染が発表されたあと、17日にはエールディビジ第5節のVVVフェンロ戦が予定通りに開催された。菅原はこの試合で出場はなかったがベンチ入りしていた。

 現地時間22日に行われるELグループステージ第1節の試合では、AZはアウェイでナポリと対戦する予定。UEFAのガイドラインではプレー可能な選手が13人いれば試合は開催可能とされているが、感染拡大により試合開催への懸念がオランダやイタリアのメディアで強まっている。

【了】

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