フットボールチャンネル

エジル、アーセナルのプレミアリーグ登録メンバー除外が確定か。復活への道険しく

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 アーセナルに所属する元ドイツ代表MFメスト・エジルは、ヨーロッパリーグ(EL)に続いてプレミアリーグでもチームの登録メンバーから外れることが確定したとみられている。英紙『イブニング・スタンダード』が20日に伝えた。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 今月8日に欧州サッカー連盟(UEFA)がEL出場各チームの登録メンバーを発表した際にも、アーセナルのメンバー25人から外れたていたエジル。さらにプレミアリーグでもメンバーから外れる可能性があると報じられていた。

 プレミアリーグでは非“ホームグロウン”の選手の登録が17人まで認められているが、アーセナルのトップチームには19人が所属する状況。20日の登録メンバー提出期限には2人を外さなければならず、エジルが外れることが確定したとされている。

 エジルとともに登録メンバー外となることが見込まれるのはギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプロス。ソクラティスもエジルと同じくEL登録メンバーから外れていた。

 エジルは今年3月に新型コロナウイルスの影響で昨季プレミアリーグが中断されて以来プレーしておらず、今季はここまで不出場。少なくとも1月に移籍市場が開くまでは公式戦に出場できない状況となるかもしれない。

 週給35万ポンド(約4780万円)という高額報酬での契約が今季末には満了するエジル。2013年にレアル・マドリードから加入して以来主力として活躍してきたが、アーセナルでの復活への道は非常に険しくなりつつあるようだ。

【フットボール批評がついにアーセナルを大特集! 日本一硬派なサッカー専門誌がすべてのグーナーに贈るバイブルの詳細は↓↓↓をクリック!】

20200826_kanzen_kanzen

『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

詳細はこちらから

【了】

scroll top