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セビージャって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 昨季はEL制覇、ラキティッチ復帰の影響は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

ヘスス・ナバス(スペイン代表/背番号16)
生年月日:1985年11月21日(35歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/0得点3アシスト

 35歳にしてなお落ちることのない身体能力で、ヘスス・ナバスはセビージャの右サイドを駆け抜ける。33歳にして代表復帰を果たし、今季はラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグでもフル稼働している。

 ウインガーだったころの攻撃性能はサイドバックでも活かされている。今季はすでに3アシストをマーク。いずれも右サイドからの正確なクロスボールがゴールにつながっている。

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【写真:Getty Images】

ジュール・クンデ(フランス/背番号12)
生年月日:1998年11月12日(22歳)
今季リーグ戦成績:6試合出場/1得点0アシスト

 190cm以上の体躯を持つセンターバックも少なくない現代で、178cmのジュール・クンデはひと際小さく映る。スピードに優れ、足下の技術も高く、身長のハンデはポジショニングと跳躍力でカバーしている。

 加入2年目のセビージャでは絶対的な地位を築いており、ラファエル・ヴァランらワールドクラスのセンターバックが並ぶフランス代表への待望論もあると。オフにはマンチェスター・シティが獲得に乗り出したが、「セビージャにいられて幸せ」と語り残留を決めた。

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【写真:Getty Images】

ジエゴ・カルロス(ブラジル代表/背番号20)
生年月日:1993年3月15日(27歳)
今季リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト

 ジエゴ・カルロスは同時期に加入したクンデとともにセンターバックに定着し、EL優勝の原動力となった。今季は開幕からすべての公式戦に出場しており、11月には念願のブラジル代表にも初選出を果たしている。

 そのたくましい肉体が武器で、フィジカルコンタクトで負けることはめったにない。対人守備に強く、ボール奪取能力にも優れる。今季はここまでノーゴールだが、セットプレーではターゲットになることが多い。

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【写真:Getty Images】

マルコス・アクーニャ(アルゼンチン代表/背番号19)
生年月日:1991年10月28日(29歳)
今季リーグ戦成績:7試合出場/0得点0アシスト

 セビージャはセルヒオ・レギロンの後釜としてマルコス・アクーニャを獲得した。元々は一列前が本職だったが、スポルティングでは左サイドバックが主戦場に。アルゼンチン代表では中盤もこなしている。

 サイド攻撃がストロングポイントのセビージャにとって、アクーニャはもってこいの存在だ。推進力のあるドリブルと、精度の高いアーリークロスでチャンスを演出する。10月28日のCLレンヌ戦ではルーク・デヨングにピンポイントでクロスを合わせ、決勝点を演出している。

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