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最高額のスペイン人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。ダビド・シルバの後継者、シメオネ流で覚醒した男とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ラツィオの司令塔

ルイス・アルベルト
【写真:Getty Images】

MF:ルイス・アルベルト(スペイン代表/ラツィオ)
生年月日:1992年9月28日(28歳)
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/1得点0アシスト

 シモーネ・インザーギ監督率いるラツィオが誇る絶対的司令塔だ。推進力のあるドリブルと右足から放つラストパスで違いを生み出す能力は、間違いなくセリエAでも五指に入るだろう。エースのチーロ・インモービレとの相性も抜群で、このホットラインは欧州屈指の破壊力を秘めている。

 ラツィオは昨季、終盤こそ失速したが、12年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を手にした。その立役者の一人となったのがこの男で、リーグ戦だけで実に16アシストを記録している。ちなみにアシスト量産の秘訣は「何時間ものトレーニングとチームメイトとの感覚だ」そうだ。

 そんなスペイン人MFの2019/20シーズン開幕前の市場価値は2800万ユーロ(約34億円)ほどであったが、やはり昨季の活躍は強烈で、現時点での価値は5000万ユーロ(約60億円)と大きく上昇。チアゴ・アルカンタラやフェラン・トーレスらを抑え、堂々の6位に輝いている。

【了】

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