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登録外のエジル、低迷アーセナルの“救世主”になるのか? 代理人が復帰を期待「まさにクラブはこの種の創造性を必要としている」

text by 編集部 photo by Getty Images

メスト・エジル
【写真:Getty Images】

 プレミアリーグおよびヨーロッパリーグ(EL)で登録外になっているアーセナル所属の元ドイツ代表MFメスト・エジルに関して、同選手の代理人を務めるエルクト・ソグト氏が去就に言及した。15日に英紙『メトロ』が報じている。

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 2021年6月までアーセナルとの契約が残っているエジルだが、現時点で今季は公式戦に1試合も出場していない状況だ。そんな中、プレミアリーグ第12節が終了した時点でアーセナルは15位に沈んでおり、エジルの復帰に期待する声もある。

 来年1月には冬の移籍市場が開くが、ソグト氏は「もちろん、エジルに興味を持っているクラブはたくさんある。しかし、彼が契約を尊重することと、プレーするという意欲は決して変わっていない」と語り、移籍することなく契約を全うする覚悟でいることを明かした。

 続けて「今は簡単な状況ではない。彼はクラブが大好きで、ファンも今季彼にチャンスがないことに深く失望している。メストは141試合の出場でアシストを50回達成した選手であり、まさにアーセナルはこの種の創造性を必要としている」とし、「彼は現在契約しているクラブを除いて、他のクラブについては考えていない」とコメントし、アーセナル残留を明言している。果たして、再びエジルがピッチに立つ日は近いうちに来るのだろうか。

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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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