1位：ゴールに愛された大型FW
【写真：Getty Images】
FW：アーリング・ブラウト・ハーランド（ノルウェー代表／ドルトムント）
生年月日：2000年7月21日（20歳）
市場価値の増加額：5500万ユーロ（約66億円／122.2％UP）
市場価値の変動：4500万ユーロ（約54億円）→1億ユーロ（約120億円）
今季リーグ戦成績：8試合出場／10得点2アシスト
ザルツブルクでは南野拓実らと共に攻撃陣を牽引。昨季のチャンピオンズリーグ（CL）・グループリーグのヘンク戦では大会史上3番目に若い年齢でハットトリックを達成するなど大暴れし、瞬く間にビッグクラブ注目の的となった。そして、昨年の12月にドルトムントへ移籍することが発表。後に「僕のスタイルを好んでくれて、獲得を切望してくれた」と加入を決断した理由を明かしている。
ドルトムントがとんでもない怪物を引き抜いたということはすぐに証明された。大型FWは新天地デビュー戦でいきなりハットトリックを達成すると、その後2試合続けて2得点を奪うなどゴールを大量生産。チャンピオンズリーグ（CL）・ラウンド16のパリ・サンジェルマン（PSG）戦でもドッペルパックを記録と、もはや誰も止められないほどの勢いで、次々と歓喜を呼び込んだ。
今季も開幕からゴールを奪い続けており、世界にその力を証明しているストライカーは先月、イタリア紙『Tuttosport』が主催する『ゴールデンボーイ賞』を見事に受賞。ちなみにドルトムントの選手としてはマリオ・ゲッツェ以来2人目、北欧出身選手としては初の快挙である。ただ、この男にとってここは通過点でしかないだろう。今後もバシバシとゴールを奪い続けるはずだ。
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