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メキシコ勢が15年連続大陸制覇。ティグレスが北中米カリブ海制しクラブW杯出場権獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

ティグレス
【写真:Getty Images】

 CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグ決勝のティグレスUANL対ロサンゼルスFC戦が現地時間22日に行われ、ティグレスが2-1の勝利で優勝を飾った。

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 CONCACAFチャンピオンズリーグは3月に準々決勝1stレグまでが行われた段階で新型コロナウイルス感染拡大のため中断。残りの試合はアメリカのフロリダ州オーランドでの集中開催の形で今月中旬から再開された。

 当初予定されていたホーム&アウェイではなく一発勝負に変更された決勝に進んだのはメキシコのティグレスとアメリカのロサンゼルスFC。ティグレスは5年間で4度目の決勝進出だが過去3回はいずれも敗れており、悲願の初優勝を狙う。ロサンゼルスFCはクラブ創設から6年、MLS(メジャーリーグサッカー)参入から3年目で初の決勝進出を果たした。

 試合は61分に今季MLS得点王のFWディエゴ・ロッシが決めてロサンゼルスが先制。だがティグレスは72分にメキシコ代表DFウーゴ・アヤラのゴールで同点とし、84分にはエースの元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックが逆転のゴールを奪った。

 メキシコのクラブが北中米カリブ海の大陸王者に輝いたのはこれで15年連続。2005年にコスタリカのサプリッサが優勝して以来、他国のチームがメキシコ勢の牙城を崩すことはできていない。

 ティグレスは来年2月にカタールで開催されるFIFAクラブワールドカップ2020に北中米カリブ海代表として出場する。これで出場チームが決定していない大陸は南米のみとなった。

【了】

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