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アーセナルのボスニア代表DF、古巣シャルケにレンタル決定。今季は出場機会激減

text by 編集部 photo by Getty Images

セアド・コラシナツ
【写真:Getty Images】

 アーセナルに所属するボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFセアド・コラシナツは、今季末までのレンタルでドイツのシャルケへ移籍することが合意に達した。12月31日に両クラブより発表が行われている。

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 現在27歳のコラシナツはシャルケの下部組織から2012年にトップチームに昇格し、2017年にアーセナルへ移籍するまで在籍していた。3年半ぶりの古巣復帰となる。

「セアドは定期的にプレーすることが必要であり、今はシャルケに戻ることが彼にとってプラスになると考えて一緒に決めた。セアドとは今後も連絡を取り続ける。彼がシャルケで大きな成功を収められることを願いたい」とアーセナルのエドゥーTD(テクニカルディレクター)はコメントしている。

 コラシナツはアーセナルで公式戦通算113試合に出場。だが今季はプレミアリーグでここまで1試合の出場にとどまり、カップ戦が主な出場機会となっていた。

 シャルケは現在ブンデスリーガで最下位に低迷し、2部降格の危機に瀕している。コラシナツは救世主となることができるだろうか。

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