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20年前の元日に生まれたスーパーゴール。リバプールの伝説ジェラード、若き日の強烈弾

text by 編集部 photo by Getty Images


【写真:Getty Images】

 日本では毎年1月1日の天皇杯決勝開催が恒例となっており、今年も川崎フロンターレがガンバ大阪を破って新しい年の始まりを飾った。だが欧州サッカー界では、元日に試合が行われる例は多くはない。

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 秋春制を取っているリーグの多くは、クリスマスから新年にかけて、期間は国によって様々だがウィンターブレイクを設けている。選手たちにとっては慌ただしいシーズンの中で家族とともに過ごしてリラックスすることができる貴重な休息となる。

 だがイングランドを含む英国では事情が異なり、年末年始は他の時期以上に短い間隔で立て続けに試合が組まれるのが通例となっている。元日にもプレミアリーグなどの試合が行われることになる。

 元日の試合で記録されたスーパーゴールとしては、リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏の強烈な一撃も挙げられる。20年前の2001年1月1日に行われたサウサンプトンとの試合で、当事20歳のジェラード氏が敵陣内中央付近から放ったシュートは鮮やかな弾道を描いてクロスバー下部を叩くコースに突き刺さった。

 新年からいきなり年間ベストゴール級の得点が生まれた例は他にもある。アーセナル所属時のオリビエ・ジルーがFIFAプスカシュ賞を受賞した有名な“スコーピオンキック”を決めたのも2017年元日。去年の1月1日にはブライトンのイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュがチェルシー相手に芸術的なオーバーヘッド弾を叩き込んだ。

 プレミアリーグでは今年の元日にもエバートン対ウェスト・ハム、マンチェスター・ユナイテッド対アストン・ビラの2試合が組まれている。新年にふさわしい素晴らしいゴールが今年も生まれるだろうか。

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