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18/19年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。中国で無双するブラジル人とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:バルサから中国へ帰った男

パウリーニョ
【写真:Getty Images】

MF:パウリーニョ(ブラジル代表)
生年月日:1988年7月25日(32歳)
所属クラブ:バルセロナ→広州恒大(2021年より広州F.C.に名称変更)
移籍日:2019年1月4日(当時30歳)
移籍金:4200万ユーロ(約50億4000万円)
初年度のリーグ戦成績:19試合出場/13得点7アシスト(※2018シーズン)

 2015年夏から中国超級リーグ(1部)の広州恒大でプレーしていたが、2017年夏にバルセロナへ移籍して欧州復帰を果たす。完全に主力ではなかったが、攻守にアクセントを加える貴重な戦力としてリーグ戦34試合に出場し、9得点3アシストを記録。高い得点能力を発揮して重要な役割を果たした。

 しかし、バルサでの挑戦は1年で終了。2018年ロシアワールドカップ出場後、古巣の広州恒大へ期限付き移籍で復帰することが発表された。中国での存在感はもちろん圧巻。半シーズンで二桁得点を達成し、アシストも含めて出場試合数以上のゴールに関与した。

 そして復帰から半年後の2019年1月、期限付き移籍から完全移籍への移行が決定。広州恒大はバルサに売却した時よりも高額な移籍金を支払い、パウリーニョの保有権を取り戻すこととなった。バルサから中国に戻って以降は年齢を重ねているにもかかわらず、結果も存在感も年々増している。

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