18/19年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。中国で無双するブラジル人とは?
主に夏と冬の2回に渡って選手の移籍市場が開き、選手の移籍に伴って毎年のように巨額の移籍金が動いている。今回フットボールチャンネル編集部は、2018/19シーズンに高額な移籍金で移籍した選手をランキング形式で紹介する。※移籍金はデータサイト『transfermarkt』を参照、金額は現在のレートで統一
2021年02月02日(火)6時20分配信
目次
⚫︎「15位:バルサがローマから横取りしたウィンガー」マルコム
⚫︎「14位:ステップアップが停滞の要因に」パトリック・シック
⚫︎「13位:バルサから中国へ帰った男」パウリーニョ
⚫︎「12位:ブラジルからやってきた超新星」ヴィニシウス・ジュニオール
⚫︎「11位:コンバートが飛躍のきっかけに」ファビーニョ
15位:バルサがローマから横取りしたウィンガー
【写真:Getty Images】
FW:マルコム(元ブラジル代表)
生年月日:1997年2月26日(23歳)
所属クラブ:ジロンダン・ボルドー→バルセロナ
移籍日:2018年7月24日(当時21歳)
移籍金:4100万ユーロ(約49億2000万円)
初年度のリーグ戦成績:15試合出場/1得点2アシスト
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前日までローマへの移籍でクラブ間合意に至っていたが、土壇場でバルセロナがより高額なオファーを提示して横取り。ボルドーはローマへの移籍を認めず、マルコムはスペインへ渡ることとなった。
こうした移籍の経緯もあり即戦力として大きな期待を背負っていたが、バルセロナになかなか馴染めず。武器のはずだった突破力や得点力は鳴りを潜め、加入1年目のリーグ戦はわずか15試合の出場、プレー時間も約600分間にとどまった。
そして2018/19シーズンが終わると、ゼニト・サンクトペテルブルクへ完全移籍した。バルセロナでの挑戦は1年で終わり、加入時とほぼ同額の移籍金を残して新天地と旅立っていった。ロシア移籍後は度重なる負傷に悩まされ、ボルドー時代に期待されたほどのブレイクは果たせていない。