フットボールチャンネル

18/19年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。中国で無双するブラジル人とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

12位:ブラジルからやってきた超新星

ヴィニシウス・ジュニオール
【写真:Getty Images】

FW:ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル代表)
生年月日:2000年7月12日(20歳)
所属クラブ:フラメンゴ→レアル・マドリード
移籍日:2018年7月12日(当時18歳)
移籍金:4500万ユーロ(約54億円)
初年度のリーグ戦成績:18試合出場/1得点2アシスト

 16歳10ヶ月でフラメンゴのトップチームデビューを果たし、欧州の名だたるビッグクラブから大きな注目を集めていた。そして18歳の誕生日を迎えて大陸間移籍が可能になると同時に、レアル・マドリードと契約を結んだ。

 2017年5月13日にプロデビューを果たした直後、同23日にフラメンゴとの契約を2022年まで延長。違約金の設定も3000万ユーロ(約36億円)から4500万ユーロ(約54億円)に引き上げられた。最初のプロ契約から1ヶ月経たない間に契約延長に至っていたが、その直後にマドリー移籍の事前合意も明らかになった。

 特大の期待を背負って欧州上陸を果たしたヴィニシウスは、2018/19シーズン序盤にBチームで圧倒的なパフォーマンスを披露して慣らし運転を済ませると、2018年9月下旬のマドリード・ダービーでトップチームデビューを果たした。1年目の終盤はひざの負傷で長期離脱を強いられ、2年目の2018/19シーズンはやや出場機会をつかむのに苦しんだ。3年目の今季も完全に主力とは言い切れず、プレーの継続性を欠く短所もなかなか改善されていない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top