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アーセナル、将来有望な18歳の“神童”を半額以下で獲得へ? 感銘受けたエドゥ氏が交渉中か

text by 編集部 photo by Getty Images

ティアゴ・トマス
【写真:Getty Images】

 ポルトガル1部のスポルティングCPに所属する18歳のU-20ポルトガル代表FWティアゴ・トマスが、今夏にアーセナルへ移籍するかもしれない。12日に英紙『サン』が報じている。

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 同紙によると、アーセナルのテクニカル・ディレクターを務めるエドゥ氏がスポルティングCPのディレクターであるウーゴ・ヴィアナ氏と直接連絡を取り合い、トマスに関して交渉しているという。

 2020年6月にトマスがスポルティングCPと契約延長した際、5200万ポンド(約75億6000万円)の契約解除金が設定されたが、現在の経済情勢とクラブの財政を考慮し、スポルティングCPが2000万ポンド(約29億円)で取引する提案を受け入れる可能性があるとのこと。

 エドゥ氏がトマスに興味を持ったきっかけは、現地時間1日に行われたスポルティングCP対ベンフィカの試合。先発出場を果たしたトマスは74分までプレーしているが、この試合を見たエドゥ氏がトマスに感銘を受けたようだ。

 同紙は、クリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍する前にアーセナルも獲得を目指していたが逃したとし「アーセナルは同じ過ちを二度と犯したくない」と伝えている。どうしても獲得したい選手のようだが、果たしてアーセナルはトマスの獲得に成功するのだろうか。

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なぜ、あえて今アーセナルなのか。
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感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
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そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
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