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王国ブラジルを追い詰める。パフォーマンスも男前なデンマークのレジェンドの一撃【W杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

ブライアン・ラウドルップ
【写真:Getty Images】

 デンマークのレジェンドである元同国代表FWのブライアン・ラウドルップ氏が、2月22日に52歳の誕生日を迎えた。FIFAワールドカップ公式ツイッターアカウントでは同氏が1998年大会で挙げたゴールとその後のセレブレーションを紹介している。

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 ブライアン・ラウドルップ氏は、兄であるミカエル・ラウドルップ氏などとともに1980年代から90年代にかけてのデンマーク代表の中心選手として活躍。EURO92では予選で敗退したあと、旧ユーゴスラビア代表の参加禁止による代替出場からの優勝という快挙に大きく貢献した。

 ワールドカップでは1990年、94年と本大会出場を逃したデンマーク代表だが、98年フランス大会では3大会ぶりに予選を突破。決勝トーナメント1回戦ではブライアン氏の決勝点などによりナイジェリア代表に快勝し、準々決勝で前回王者のブラジル代表に挑んだ。

 開始直後に先制したデンマークは一旦逆転を許したものの、後半立ち上がりにはブライアン氏が再び試合を振り出しに戻す同点ゴール。オーバーヘッドでのクリアを試みたロベルト・カルロス氏が空振ったボールに反応し、GKのニアを抜くシュートを豪快に叩き込むと、ピッチに肘を立てて横たわるスタイリッシュなポーズで得点を祝った。

 この数分後にはブラジルのリバウド氏に勝ち越しのゴールを奪われ、デンマークは準々決勝で敗退。だが大会屈指の好ゲームを演じて爽やかな印象を残しつつフランスの地を後にした。

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