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マンチェスター・シティには誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 覚醒ギュンドアンの起用法とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ロドリ
【写真:Getty Images】

ロドリ(スペイン代表/背番号16)
生年月日:1996年6月22日(24歳)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/1得点1アシスト

 グアルディオラ監督のサッカーを象徴する選手の1人で、チーム内では今季最もコンスタントな働きを見せている選手でもある。中盤の底から正確なパスワークで周りコントロールし、常に攻守の要として機能している。

 スピード不足で弱点を晒したのはすでに昔の話。フィジカル面でもプレミアリーグ仕様になり、強度の高い試合でも大きな存在感を発揮し続けられるようになった。今ではチームキャプテンのフェルナンジーニョが完全にバックアッパーに回っている。

ケビン・デ・ブライネ
【写真:Getty Images】

ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表/背番号17)
生年月日:1991年6月28日(29歳)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/3得点10アシスト

 年明けから2月中旬まで太ももを痛めて離脱していたが、シーズンを通して見れば存在感はいまだに圧倒的。得点のペースこそ落ちているものの、リーグ戦で10アシストと攻撃面で絶大な違いを生み出している。

 どんな状態からでも右足で極めて鋭く正確なボールをゴール前に届け、あとは味方が合わせるだけ。ピッチ上にいるといないとでは、シティのサッカーそのものが変わってしまうほど影響力は大きい。ベンチに座ることが多くなったフェルナンジーニョの代わりにキャプテンマークを巻く機会も増えた。

イルカイ・ギュンドアン
【写真:Getty Images】

イルカイ・ギュンドアン(ドイツ代表/背番号8)
生年月日:1990年10月24日(30歳)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/11得点2アシスト

 昨年末から絶好調で、いまやチーム内得点王になった。タイミングを心得た動き出しで巧みにマークを振り切り、ゴール前の狭いスペースでも相手の動きを冷静に見極め、正確なフィニッシュでネットを揺らす。

 プロになってからリーグ戦で二桁得点を達成したことがなく、キャリアハイのペースでゴールを量産中だ。セルヒオ・アグエロやガブリエウ・ジェズスといったストライカー陣が頼りない今季、ギュンドアンの得点力覚醒がシティを力強くけん引している。

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