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マンチェスター・シティには誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 覚醒ギュンドアンの起用法とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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リヤド・マフレズ
【写真:Getty Images】

リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/背番号26)
生年月日:1991年2月21日(29歳)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/6得点3アシスト

 ベンチスタートになる試合もそれなりにあるが、ピッチに立てば常に高いクオリティを発揮する。右ウィングが定位置で、左足の超絶技巧を駆使したカットインからのフィニッシュが十八番の形だ。若手の頃に比べてプレーの継続性や戦術的柔軟性が飛躍的に向上している。

 グアルディオラ監督のもとでプレーするのは3年目を迎え、緻密なチーム戦術のなかで自らのテクニックを最大限に発揮できるようになった。昨季に比べて得点やアシストのペースはやや落ちているものの、攻撃におけるキーマンの1人であり続けている。

ベルナルド・シウバ
【写真:Getty Images】

ベルナルド・シウバ(ポルトガル代表/背番号20)
生年月日:1994年8月10日(26歳)
20/21リーグ戦成績:19試合出場/2得点3アシスト

 セントラルMFで起用される試合も多いが、アグエロやガブリエウ・ジェズスのいない試合では最前線に入るケースが増えてきた。いわゆる「ゼロトップ」として、中盤に降りてゲームメイクに関わりつつ、ゴール前へ飛び出した味方にラストパスを供給する。

 得点数はやや物足りないが、チーム状況に応じて中盤から前線まであらゆるポジションに対応し、個の仕掛けでも組織プレーでも違いを生み出せる。さらに献身的な守備も光り、攻守両面でハイクオリティを保証する。

ラヒーム・スターリング
【写真:Getty Images】

ラヒーム・スターリング(イングランド代表/背番号7)
生年月日:1994年12月8日(26歳)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/9得点6アシスト

 相変わらず絶好機をフイにして天を仰ぐ場面が多く、リーグ戦で20得点を挙げた昨季ほどの勢いはない。とはいえストライカー陣が不調ななか、前線では最もコンスタントに結果を出している選手の1人だ。

 左サイドからの仕掛けやラストパスは質が高く、試合のなかでポジションを入れ替えて最前線に入ることも。シュート決定率が上がってくれば、タイトル奪還を目指すチームにもさらなる勢いが生まれるはずだ。

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