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南野拓実、先発外の理由を監督が説明「1年半フル出場してなかった。週3試合は不可能」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第18節延期分のリーズ・ユナイテッド対サウサンプトン戦が現地時間23日に行われ、ホームのリーズが3-0で勝利を収めた。サウサンプトンのMF南野拓実はベンチスタートとなり、58分からの交代で出場している。

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 冬の移籍市場最終日にリバプールからのレンタルでサウサンプトンに加入し、デビュー戦から3試合連続で先発出場していた南野。その3試合で2得点と結果も出していたが、前節チェルシー戦から中2日で行われたリーズ戦では交代で30分あまりのプレーとなった。

 この試合では南野のほか、MFムサ・ジェネポやFWダニー・イングスも先発から外れた。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後に、過密日程を考慮して負傷のリスクを避けるためのローテーションだと説明している。地元紙『サザン・デイリー・エコー』が伝えた。

「彼らを最初からプレーさせることもできたが、過去と同じ問題を抱えることになる。負傷するまで使い続けるのか? それから4週間、5週間、6週間欠場して、代わりの選手はいなくなってしまう。今までよりもう少しローテーションしようとしている」と指揮官は語る。

 特に南野については、リバプール加入以来出場時間が短い時期が続いていたことも考慮したとコメント。「ミナミノは1試合90分間通してプレーすることが1年半なかったと思う。その彼が今、週に3試合プレーできるか? 不可能だ」とハーゼンヒュットル監督。実際にはリバプールでもフル出場の試合は何度かあったとはいえ、先発出場の試合が続くことはザルツブルク在籍時以来であり、無理はさせられないと監督は感じたようだ。

【了】

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