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遠藤航、日本人初の4得点関与に「びっくりした」。次節に向けては「鎌田大地を止めたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

遠藤航
【写真:Getty Images】

 ドイツ1部のシュトゥットガルトに所属する遠藤航は、先週末に行われたブンデスリーガのシャルケ戦で2得点2アシストを記録する見事な活躍をみせた。クラブ公式ウェブサイトはこのパフォーマンスについての遠藤のインタビューを2日付で伝えている。

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 リーグ最多のデュエル数を記録するなど主に守備面での働きが高く評価されてきた遠藤だが、この日は攻撃能力が爆発。前半に自身のブンデスリーガ初ゴールを含む2得点を挙げたのに加え、終盤には2点をアシストして5-1の大勝の立役者となった。この活躍により独誌『キッカー』の今節MVPにも選出されている。

「1試合で2ゴール2アシストできたのは初めてです。嬉しく思っていますし、ファンも喜んでくれているといいですね」と遠藤はコメント。ブンデスリーガで初めて1試合で4得点に直接関与した日本人選手となったことについては、「びっくりしました。香川真司さんや岡崎慎司さんや誰かがもうやっていたかと思いました」と語っている。

 4人の子供を持つ父親である遠藤にとって、息子は「最大の評論家」だとクラブ公式サイトは伝えている。「ゴールを決めた今回に限って息子は試合を観ていなかったんですが、帰宅すると喜んで『ゴール決めたね!』って言ってもらえました」と遠藤は家族の反応を振り返った。

 次節は鎌田大地と長谷部誠の所属する上位のフランクフルトとアウェイで対戦。「フランクフルトでもまたベストを尽くします。鎌田大地を止められるようにしたいと思います」と遠藤は意気込みを見せている。

【了】

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