フットボールチャンネル

アーセナルで最も評価されているのは誰? 苦戦するオーバメヤンらを退けトップに立ったのは…

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル
【写真:Getty Images】

 2020/21シーズンの欧州5大リーグもいよいよ終盤戦に突入する。自分たちが今どこを目指すべきかハッキリしてきた中で、各クラブはその目標に向け、ここからさらにギアを上げて最後までシーズンを駆け抜けることだろう。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 データサイト『Who Scored』では、欧州5大リーグすべての試合で各選手にレーティングをつけている。代表ウィークに入りリーグ戦が中断したこのタイミングで、ここまでの平均レーティングをチェック。最も高い評価を得ているのは誰なのか。今回はアーセナルの選手で見ていく。

 まず、触れておきたいのがエミル・スミス・ロウだ。第15節チェルシー戦で先発に抜擢されて以降出場時間を増やしている若きMFは、ここまで爆発的な活躍こそないものの、好パフォーマンスを維持している。ここまでの平均レーティングは「6.76」で全体4位タイにつけるなど、アーセナルに光を照らしている。

 そのスミス・ロウと並んだのがエースのピエール=エメリク・オーバメヤンだ。ただ、同選手に関してはこれまでの活躍を考えてもやや低めと言わざるを得ない。リーグ戦では二桁得点に届いていないなど、少し期待外れとなっている。

 オーバメヤンよりも先に二桁得点に到達したアレクサンドル・ラカゼットはここまでの平均レーティングが「6.95」。これは全体トップタイの数字である。同選手の場合ゴールだけでなく、組み立てでも貢献している点が高評価に繋がっていると言えるだろう。

 そのラカゼットと並んでトップタイに君臨したのが19歳ブカヨ・サカだ。左右両ウイングに左サイドバック、インサイドハーフと多くのポジションをこなしてきた同選手は、リーグ戦において『Who Scored』によるMOMに今季2度選出されており、レーティングが「6点」を下回ったのは1度だけとなっている。やはり背番号7はアーセナルの希望と言えるだろう。

 また、先発出場が10試合未満のため今回は選外となったが、神童マルティン・ウーデゴールは今後さらに数字を伸ばしてくるかもしれない。

『Who Scored』によるアーセナル平均レーティングランキング・トップ10 ※対象はプレミアリーグ先発10試合以上の選手

1位タイ:ブカヨ・サカ(イングランド代表)
平均レーティング:6.95(先発24試合)

1位タイ:アレクサンドル・ラカゼット(フランス代表)
平均レーティング:6.95(先発19試合)

3位:ダニ・セバージョス(スペイン代表)
平均レーティング:6.81(先発11試合)

4位タイ:エミル・スミス・ロウ(イングランド)
平均レーティング:6.76(先発12試合)

4位タイ:ピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン代表)
平均レーティング:6.76(先発21試合)

4位タイ:ガブリエル・マガリャンイス(ブラジル)
平均レーティング:6.76(先発15試合)

7位:ロブ・ホールディング(イングランド)
平均レーティング:6.74(先発20試合)

8位:エクトル・ベジェリン(スペイン代表)
平均レーティング:6.73(先発22試合)

9位:キーラン・ティアニー(スコットランド代表)
平均レーティング:6.72(先発22試合)

10位:トーマス・パーティ(ガーナ代表)
平均レーティング:6.69(先発12試合)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top