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東京五輪 3年前

U-24日本代表、予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。U-24アルゼンチン代表戦第2戦…実力差見せつけられた第1戦からの変更は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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原輝綺
【写真:Getty Images】

原輝綺(清水エスパルス)
生年月日:1998年7月30日(22歳)

東京五輪世代通算成績(2017年12月~):14試合出場0得点

 市立船橋高校出身の原輝綺は2017年にアルビレックス新潟に入団。高卒ルーキーとしてはクラブ史上初の開幕戦スタメンデビューを果たした。2019年にはサガン鳥栖に移籍。昨季は28試合に出場し、主力としてプレー。今季はミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が就任した清水エスパルスに加わり、開幕から出場を重ねている。

 最大の武器はユーティリティ性で、サイドバック、センターバック、中盤でも遜色なくプレーできる。昨季はセンターバックでプレーすることもあったが、清水ではここまで右サイドバックが主戦場。左右両サイドでプレーできる貴重な人材だ。短期決戦の東京五輪において、監督してはありがたい選手だろう。

町田浩樹
【写真:Getty Images】

町田浩樹(鹿島アントラーズ)
生年月日:1997年8月25日(23歳)
東京五輪世代通算成績(2017年12月~):6試合出場1得点

 身長190cm、左利きのセンターバックである町田浩樹はJリーグで出場機会を得始めた当初は左サイドバックでもプレー。鹿島アントラーズ期待の生え抜きCBだ。

 今季は10日の湘南ベルマーレ戦で初得点を記録。生まれ持った長身に、フィジカルの強さが合わさればまさに鬼に金棒。アルゼンチン代表メンバーに劣らないフィジカルで攻守に貢献できるか期待だ。

瀬古歩夢
【写真:Getty Images】

瀬古歩夢(セレッソ大阪)

生年月日:2000年6月7日(20歳)
東京五輪世代通算成績(2017年12月~):2試合出場0得点

 8年ぶりにセレッソ大阪の監督に復帰したレヴィー・クルピ監督は、開幕から20歳の瀬古歩夢と19歳の西尾隆矢をセンターバックに起用。C大阪は大久保嘉人などの攻撃陣の活躍もあり4位に位置。好調C大阪でCBを担う20歳だ。

 武器はビルドアップ能力。フィード能力は高い。Jリーグでプレーする外国人選手などと対戦していく中でフィジカルコンタクトも徐々に成長。DFリーダーとしてチームを動かす経験は、U-24日本代表でも活かされるだろう。

中野伸哉
【写真:Getty Images】

中野伸哉(サガン鳥栖U-18)
生年月日:2003年8月17日(17歳)
東京五輪世代通算成績(2017年12月~):出場なし(初選出)

 2003年生まれの中野伸哉は、昨年8月1日のFC東京戦でJリーグデビュー。金明輝監督率いるサガン鳥栖で着実に成長している。まだ17歳で正式な所属先はU-18であるが、Jリーグでもその実力を遺憾なく発揮している。

 左サイドバックだが、3バックの際はセンターバックと左ウイングバックでプレーできるユーティリティ性も持つ。的確なポジショニングと足下の技術が高く、ベガルタ仙台戦では2アシストを記録しチームの5-0勝利に貢献した。

 現在Jリーグで無失点を維持し、3位と好調の鳥栖で主力を担う逸材DF。17歳がアルゼンチン代表相手にどこまでできるか楽しみだ。

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