【写真:Getty Images】
【パリ・サンジェルマン 0-1 リール リーグ・アン第31節】
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リーグ・アン第31節、パリ・サンジェルマン(PSG)対リールが現地時間3日にパルク・デ・プランスで行われた。
2位リールをホームに迎えた首位PSG。リーグ・アン4連覇を果たすためにもここで一つライバルを突き放したかったところだが、序盤から決定機を逃し続けると、20分に一瞬の隙を突かれジョナサン・デイビッドに先制点を献上してしまう。その後もPSGはゴールネットを揺らせず、0-1のまま前半を終えた。
後半に入ってもPSGは攻め続けたが、GKマイク・メニャンのファインセーブもあり点が遠い。反対にカウンターからピンチを招くなど、リールをなかなか攻略することができず、気づけば時計の針は90分を迎えていた。
するとここで、この日が2ヶ月ぶり先発復帰となったPSGのエースが“やってしまう”。タッチライン際でチアゴ・ジャロに倒されボールが外に出ると、そのボールを拾ったジャロをネイマールが思い切り突き飛ばす。これを見た主審はネイマールにイエローカードを提示。この日2枚目となり、退場となった。なお、ネイマールに対しファウルしたジャロもこの日2枚目のイエローカードでネイマールと共に退場へと追い込まれている。
ピッチを出たブラジル人FWはその後も怒りが収まらず。フランス紙『ル・パリジャン』によれば、ネイマールとジャロはドレッシングルームへ続く廊下でも激しいやり取りを行い、互いのスタッフに止められていたようだ。
エースが退場したPSGは計16本のシュートを浴びせるも結局最後まで点を奪えず0-1で敗北。首位の座をリールに明け渡してしまった。
データサイト『Who Scored』によるスタッツで、ネイマールは両チーム合わせて最多7本のシュートを記録している。キーパスも3本でトップタイ、ドリブル成功数も3回で2位タイと、成績は申し分ない。しかし、同サイト内でのレーティングはベンチ組含めてこの試合ワーストとなる「5.0」。終盤の退場があまりに余計だったという評価だろう。
ネイマールが退場したのはリーグ戦直近14試合で3度目。FWとしてはあまりに多すぎる数字である。テクニック、パス、シュートと攻撃センスは抜群だが、些細なことでカードを貰ってしまう。ネイマールが「真の一流」になれない理由と言えるだろう。
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