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鈴木優磨、17得点は欧州日本人選手記録? 過去にはエストニアで21得点の選手も

text by 編集部 photo by Getty Images

鈴木優磨
【写真:Getty Images】

 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第31節順延分のワースラント=ベフェレン対シント=トロイデン(STVV)戦が現地時間6日に行われ、アウェイのSTVVが4-2で勝利を収めた。STVVのFW鈴木優磨は2得点を挙げて勝利に貢献している。

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 鈴木は今季リーグ戦で3回目となる1試合2得点の活躍。DF橋岡大樹も鈴木の2点目を含めて2ゴールをアシストし、GKシュミット・ダニエルもゴールを守った。この勝利によりSTVVはレギュラーシーズン2試合を残して1部残留を確定させている。

 鈴木の今季の得点数はこれで17点となり、得点ランキング4位タイに浮上。1部ベルギーメディアでは、欧州リーグにおける日本人選手の年間最多得点記録を更新したとも報じられている。STVVの日本語公式ツイッターアカウントは「欧州主要1部リーグ」での日本人選手最多記録だと伝えた。

「主要リーグ」という括りに関して明確な基準が存在するわけではないが、仮に欧州サッカー連盟(UEFA)のリーグランキングに基づくとすればベルギーは現在9位。現7位のオランダではFWハーフナー・マイクが2015/16シーズンにADOデン・ハーグで16得点を挙げたことがあり、また現16位のセルビアではパルチザンのFW浅野拓磨が今季16得点を挙げているが、鈴木はその2人の数字を上回った。

 欧州の全てのリーグを含めるとすれば、過去にはそれ以上の得点数を記録した日本人選手も存在する。2014シーズンのエストニア1部リーグでは、ノーメ・カリュのMF和久井秀俊が33試合に出場して21得点を記録。シーズンは36試合で開催され、和久井は得点ランキング5位だった。

【了】

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