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元ドイツ代表守護神、人種差別メッセージでヘルタ・ベルリン監査役を解任

text by 編集部 photo by Getty Images

イェンス・レーマン
【写真:Getty Images】

 元ドイツ代表のイェンス・レーマン氏が、ヘルタ・ベルリンの監査役を解任された。『スカイ』などが現地時間5日に報じている。

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 現役時代にアーセナルなどで活躍したレーマン氏は、ヘルタ・ベルリンでアドバイザーを務めていた。しかし、同じく元ドイツ代表のデニス・アオゴ氏に対する人種差別発言により、この職務を外れることになっている。

 昨年現役を引退したアオゴ氏は4日、ドイツ『スカイ』でチャンピオンズリーグ中継の解説を担当した。その際にレーマン氏がメッセージアプリで「デニスはお飾りの黒人なのか?」と送信。これをアオゴ氏が自身のSNSで公開したことで騒動になった。

 その後レーマン氏は自身のSNSでアオゴ氏に謝罪したことを報告したが、ヘルタ・ベルリンは問題を重く受けとめ、レーマン氏との決別を決定。ドイツ『スカイ』に対してヘルタ・ベルリンのスポークスマンは、「レーマン氏とのコンサルタント契約は終了だ。クラブの監査役のポストではなくなるということだ」と述べている。

【了】

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