ユベントス、最高の補強は…21世紀ベスト移籍5人。チームを変えたカリスマたち

2021年05月10日(Mon)7時00分配信

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人
text by 編集部 photo Getty Images
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チェコの大砲

パベル・ネドベド
【写真:Getty Images】

MF:パベル・ネドベド
生年月日:1972年8月30日
移籍金:4500万ユーロ(約54億円)
在籍期間:01年夏~09年夏
リーグ戦成績:247試合51得点44アシスト

 EURO(欧州選手権)などでの活躍があり、1996年にラツィオへ移籍。フアン・セバスティアン・ベロン、エルナン・クレスポなどを揃えていた同クラブの中で大車輪の活躍を見せ、1999/00シーズンのセリエA制覇に貢献するなど、中心的存在となっていた。しかし、翌2000/01シーズン終了後、パベル・ネドベドは財政悪化の影響で急遽クラブを去ることに。その移籍先となったのが、結果的に8年在籍することになるユベントスだった。

 ネドベドは加入後すぐに主力に定着し、1年目でスクデット獲得を経験。2年目はさらに勢いが加速し、リーグ戦だけで15アシストをマークした。2003年にバロンドールを受賞した同選手はその後もユベントスの「顔」として印象的なパフォーマンスを披露。2006年、クラブはカルチョ・スキャンダル発覚による処分でセリエBに降格したが、ネドベドは「ユベントスをセリエAに復帰させたい。そこがふさわしい場所だ」とし、他クラブからのオファーを蹴り残留。見事1年での昇格を掴むなど、サポーターのハートを射抜いた。

「チェコの大砲」と称されたネドベドは左右両足をそん色なく使い、トップ下や左サイドハーフをハイレベルに務める万能MFだった。パスやドリブルに優れているのはもちろんのこと、無尽蔵のスタミナを備えており、攻守に貢献することを常に約束している。トレードマークの長髪をなびかせてピッチを走るその姿やゴールネットを突き破るかのような強烈なミドルシュートは、多くの人の記憶に焼き付いていた。

 そんなネドベドは2008/09シーズンを最後に現役を引退。ユベントスでは通算327試合に出場し、65得点57アシストを記録した。なお、アシスト数「57」は元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロに次ぐクラブ歴代2位の成績となっているようだ。

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