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マンUに「勝ち点6減点すべき」の声も。先発10人入れ替えでの敗戦が波紋

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・ユナイテッド
【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第36節のマンチェスター・ユナイテッド対レスター・シティ戦が現地時間11日に行われ、ユナイテッドが1-2の敗戦を喫したことで首位マンチェスター・シティの優勝が決定した。ユナイテッドが大幅にメンバーを入れ替えて“ターンオーバー”を行ったことに対しては批判の声も上がっている。

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 サポーターによる抗議活動の影響で延期されたリバプール戦が中1日で木曜日に組まれているという過密日程の中、ユナイテッドはこの試合に向けて先発メンバーを前節から10人入れ替え。主力メンバーをベンチに置いて出場機会の少ない選手たちを起用し、18歳のFWアマド・ディアロとFWアントニー・エランガはこれがプレミアリーグデビュー戦となった。

 結果的にユナイテッドはホームでの敗戦に終わり、残り3試合で10ポイント差をつけたシティが優勝。一方で勝利を収めたレスターは暫定3位に浮上し、来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて大きな勝ち点3となった。

 しかし、この試合でのユナイテッドのメンバー選択に対しては批判的意見もある。現役時代にシティなどでプレーした元イングランド代表のトレヴァー・シンクレア氏は、英『トークスポーツ』でユナイテッドのメンバー選択を問題視。勝ち点減点の処分が下されるべきだと訴えた。

「彼らはBチームだった。敬意を欠いていると思うし、トップ4争いにも影響する。被害を受けるのはチェルシー、ウェスト・ハム、リバプール、トッテナムだ。ユナイテッドには罰が必要だと思う。3ポイントでは意味がない。先週(リバプール戦で)スタジアムの警備ができていなかったことも含め、6ポイント減点されるべきだ」とシンクレア氏は主張している。

 英紙『ミラー』が伝えたところによれば、プレミアリーグでは過去にメンバーを大幅に落としたチームに対して罰金処分が下された例もあったが、その後のルール変更によりトップチーム25名の中からのメンバー選択は自由に行えることになった。だが下部組織所属の若手選手を多く起用した場合には規定に抵触する可能性があるとされている。

【了】

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