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マンU、レンタル先で飛躍のリンガードをトレード要員に? ドルトムントに譲渡検討か

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイドン・サンチョ、ジェシー・リンガード
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョを獲得するため、同代表MFジェシー・リンガードをトレード要員とすることも考えているのかもしれない。英紙『ザ・サン』が伝えている。

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 今季前半戦はユナイテッドで過ごして全く出場機会のなかったリンガードだが、冬の移籍市場でウェスト・ハムにレンタルされると大きく飛躍。プレミアリーグ13試合の出場で9得点4アシストを記録するなどの活躍でチームの上位争いに貢献し、イングランド代表にも復帰を果たした。

 ウェスト・ハムは当然ながらリンガードを完全移籍で獲得することを望んでいるとみられるが、問題となるのは週給10万ポンド(約1540万円)、年俸換算で8億円弱という年俸。パンデミックの影響による財政難もあり、ウェスト・ハムにこの金額での長期契約を交わすことは難しいと予想されている。

 一方で、リンガードに対してはドルトムントも獲得への関心を示しているという。そこでユナイテッドは、以前から補強ターゲットとし続けているサンチョを手に入れるため、レンタルから戻ったリンガードをドルトムントに譲渡することも考えているとみられている。

 ドルトムントがサンチョを売却する場合に要求する移籍金は昨夏より引き下げられると報じられているが、それでも1億ポンド(約154億円)前後の高額となることが見込まれる。リンガードとのトレードという形を取ることでその金額を引き下げられるかもしれない。

【了】

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