19位:身体能力の高さは魅力。一方で…

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【写真:Getty Images】

DF:セルジュ・オーリエ(コートジボワール代表/トッテナム)
生年月日:1992年12月24日(28歳)
市場価格:2000万ユーロ(約24億円)
19/20リーグ戦成績:33試合出場/1得点5アシスト

 RCランス、トゥールーズ、パリ・サンジェルマン(PSG)とフランスで経験を積んだセルジュ・オーリエは、2017年にイングランド初上陸。マンチェスター・シティへ去ったカイル・ウォーカーの後釜としてトッテナムに加入した。当初はキーラン・トリッピアーとのポジション争いに敗れていたものの、同選手が退団した昨季から出場機会が増加。今季もまずまずの出番を得ている。

 チームのムードメーカーとしても知られるコートジボワール代表DFは、アフリカ人選手特有の身体能力を持つ選手だ。右サイドでのスプリントを繰り返すことができる脚力と豊富な運動量を兼備。身長176cmと大柄なタイプではないが「フィジカル」に長け、ジャンプ力もあるので「空中戦」も苦にしていない。このあたりは大きな魅力と言えるだろう。

 しかし、SBとしての「守備力」が十分かと言えば決してそうではないだろう。ポジショニングや判断力に難を抱えており、一瞬で自身の背後のスペースを突かれたり簡単にマークを外してしまうことがしばしば。上記の通りサイドで果敢にアクションを起こすことができる点は評価できるが、起用にはある程度のリスクが伴う選手であることは確かだ。

 10回中2回ほど神懸かり的なクロスを見せることはあるが、総合的に考えて仕上げのクオリティーも満足いくレベルにはなく、ビルドアップ時の貢献度も十分とは言えない。良くも悪くも身体能力の高さを武器にプレーしている、それがオーリエという男だ。

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