【バーンリー 0-3 リバプール　プレミアリーグ第37節】

【今シーズンのリバプールはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　プレミアリーグ第37節、バーンリー対リバプールが現地時間19日にターフ・ムーアで行われた。この試合の終盤に誕生したゴールは、実に素晴らしいものだった。

　来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に向け最後の追い上げをみせるリバプールは立ち上がり、ホーム最終戦で負けるわけにはいかないバーンリーのブロックに手を焼く。鋭いカウンターからあわやといった場面もあった。

　それでも43分、アンドリュー・ロバートソンが左サイドを抜け出すと、最後は折り返しをロベルト・フィルミーノがダイレクトシュート。1点リードを奪った。

　少し余裕を持つことができたリバプールは、後半開始早々にも点を奪う。ペナルティーエリア内でボールを持ったサディオ・マネからクロスが上がると、セットプレー参加のため前線に残っていたナサニエル・フィリップスがヘディング。同選手にとってはこれがプレミアリーグ初ゴールとなった。

　その後ピンチを迎えるも何とか切り抜けたリバプールは、終盤に勝負を決定づける3点目を記録。決めたのは途中出場のアレックス・オックスレイド＝チェンバレンだ。

　このゴールは見事だった。巧みな動き出しでロバートソンからボールを引き出しボックス内に侵入すると、鋭いキックフェイントでマッチアップしたDFチャーリー・テイラーを完全に無力化。最後はニアサイドの狭いシュートコースを「ズドン」という音が聞こえてきそうなほど豪快に突き刺している。

　なお、オックスレイド＝チェンバレンにとってはこれが今季プレミアリーグ初ゴール。同選手をピッチに送り出したユルゲン・クロップ監督も満足そうな表情を浮かべていた。

　オックスレイド＝チェンバレンの見事な一撃もあり3-0と快勝したリバプールは、前日にチェルシーに敗れたレスターを抜き、ついにCL出場圏内となる4位に浮上した。5位レスターとは勝ち点で並んでいるが、得失点差が「4」となっているため、最終節クリスタル・パレス戦で勝利すればほぼ間違いなくCL本戦行きが確定する。アンフィールドで歓喜を手にできるか。