【サンタ・クララ 4-0 ファレンセ　プリメイラ・リーガ第34節】

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　プリメイラ・リーガ第34節、サンタ・クララ対ファレンセが現地時間19日にエスタディオ・デ・サン・ミゲルで行われた。この試合では、日本代表MFが素晴らしいゴールを叩き込んでいる。

　リーグ2連勝中で最終節を迎えたサンタ・クララは、21分にポスト直撃のシュートを放たれるなどピンチを招いたものの、33分に先制。ラファエル・ラモスがペナルティーエリア内で折り返すと、最後はクリサンが押し込んだ。

　そして前半終了間際、サンタ・クララは2点目を奪う。主役となったのは、今季川崎フロンターレから加入した守田英正だ。

　45分、左サイドでリンコウンのスルーパスを受けた守田は華麗なタッチで寄せに来たDFをかわしボックス内へ侵入。最後は軽いキックフェイントをみせながら、冷静にGKとの1対1を制している。ドリブルからゴール前での落ち着き、そして確実に流し込むシュート。FW顔負けの素晴らしいゴールだった。

　守田のゴールもあり前半で2点のリードを奪ったサンタ・クララは、後半にもアラーノ、カルロス・ジュニオールにより2点を追加し、4-0とファレンセに快勝。これで3連勝となり、ヴィトーリア・ギマラエスを抜いて6位に浮上。来季から新設されるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選の出場権を得た。

　なお、ポルトガルでの2点目を決めた守田は、データサイト『Who Scored』内でクリサンに次いで2番目に高い「8.3」のレーティングを得ている。得点したことはもちろん、ドリブル成功数でチーム最多の3回を叩き出すなど、申し分ないパフォーマンスだったと言える。

　守田は今月28日に行われるカタールワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー代表戦、そして来月のW杯・アジア2次予選、キリンチャレンジカップ2021の計4試合に挑む日本代表メンバーに選出されている。ゴールという結果を残してシーズンを終えたことで、良い状態で代表に合流できそうだ。

【了】