レアル・マドリードのベルギー代表MFエデン・アザールは、今季限りで他クラブへ移籍する可能性があるのかもしれない。スペインや英国メディアが24日に伝えている。

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　2019年夏にチェルシーからマドリーへ移籍し、大型補強として期待されたアザールだが、度重なる負傷などもあって本領を発揮できず。昨季は公式戦22試合に出場して1得点、今季も21試合出場で4得点と寂しい数字に終わった。

　スペインテレビ『エル・チリンギート』は、そのアザールが今年夏の「マドリー退団を望んでいる」と報道。本人の希望は、キャリア最高の時期を過ごした古巣チェルシーへ復帰することだとされている。

　一方で英『スカイ・スポーツ』は、アザールに対して適切なオファーが届けばマドリーには応じる意思があると報じている。キリアン・ムバッペやアーリング・ブラウト・ハーランドなどの補強資金を捻出するためにも、マドリーはアザールの他にガレス・ベイルやルカ・ヨビッチについても売却の意思があるとみられている。

　総額最大1億2000万ユーロ（約160億円）とされる巨額の移籍金でマドリーに加入したアザールは、2024年まであと3年の契約を残している。マドリーへの移籍は本人にとっても数年前から公言していた悲願だったが、十分な結果を残せずに去る可能性もあるのだろうか。

【了】