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ジュビロ磐田の22歳MF伊藤洋輝がシュトゥットガルト移籍決定。U-21チームからスタートへ

text by 編集部 photo by Getty Images

伊藤洋輝
【写真:Getty Images】



 J2のジュビロ磐田は23日、同クラブに所属するMF伊藤洋輝がドイツ1部のシュトゥットガルトへ期限付き移籍することが決定したとして発表を行った。

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 期限付き移籍期間は2022年6月30日までの1年間。伊藤は磐田であと2試合を戦い、7月3日に行われるアルビレックス新潟戦を終えたあとチームを離れるとのことだ。新潟戦では試合終了後にファン・サポーターへの挨拶も行うことが予定されている。

「J1昇格を目指す中、自分の夢、目標を優先し、このタイミングでチームを離れることを了承してくれたクラブの方々に感謝申し上げます。その責任を自分自身の大きなモチベーションにし、クラブ関係者、サポーターの方々の期待に応えられるよう、必ず結果を残します」と伊藤はクラブを通してコメントしている。

 また、伊藤は移籍発表と合わせて今月入籍したことも報告。「今シーズン、自分自身苦しい時間を過ごす中、いつもそばで支えてくれた奥さんには本当に感謝しています。これからも愛溢れる幸せな家庭を共に築いていきます」と述べている。

 伊藤は1999年5月12日生まれで現在22歳。磐田下部組織からトップチームに昇格し2018年にプロデビューを飾った。2019年に名古屋グランパスへ期限付き移籍したあと、磐田に復帰した昨季はレギュラーに定着してJ2で37試合出場2得点。今季はここまで17試合に出場して2得点を記録している。

 シュトゥットガルト側の発表によれば、伊藤はまず同クラブのU-21チームでプレーを開始する予定とのこと。日本代表MF遠藤航も所属するトップチームへの昇格を目指してアピールすることが期待される。

「ヒロキは技術面でもフィジカル面でも中期的に我々のトップチームに上がることができる力を持っている。一歩ずつ欧州サッカーに慣れるためまずはU-21からスタートする。彼と一緒に仕事をするのを楽しみにしている」とシュトゥットガルトのスヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)はコメントしている。

【了】

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