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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング6位~10位。アーセナルを離れて覚醒したのは…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:30歳になっても成長を続けるレフティー

リャド・マフレズ21
【写真:Getty Images】



FW:リヤド・マフレズ(アルジェリア代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年2月21日(30歳)
市場価値:4200万ユーロ(約50.4億円)
20/21リーグ戦成績:27試合出場/9得点6アシスト

 リヤド・マフレズは20代の中盤になって頭角を現した遅咲きのアタッカーだ。代表はルーツのあるアルジェリアを選択したが、自身は生まれも育ちもフランス。育成の名門ル・アーブルでトップチームに昇格し、22歳のときにイングランドに渡った。レスターではプレミアリーグ昇格に貢献し、奇跡の優勝を実現させたシーズンは17得点を挙げる大車輪の活躍を見せている。

 切れ味鋭いドリブルが特徴のレフティーで、レスター時代はマフレズが絡むカウンターがことごとくチャンスにつながっていた。右サイドに大きく張ったところをスタート地点に、ゴールへと向かっていく。独特なボールタッチとカットインからの左足のシュートが得意だが、裏をかいて右足で縦に切り込む巧さもある。

 ストリート出身の独創性にあふれる1対1での仕掛けが魅力だが、歳を追うごとにプレーは洗練されてきている。レスター時代はクラウディオ・ラニエリ監督から守備への貢献を求められ、シティではペップ・グアルディオラ監督の指導の下で攻撃面でのプレーの幅を広げている。2月には30歳となったが、さらに進化を続けている。

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