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EURO2020 3年前

【フランス代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。優勝候補筆頭国は各ポジションがSランク!

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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ラファエル・ヴァラン
フランスが誇るワールドクラスのセンターバック、ラファエル・ヴァラン【写真:Getty Images】



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バンジャマン・パバール(背番号2)
生年月日:1996年3月28日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:35試合出場/2得点3アシスト

母国ではなくドイツの地で評価を高めた右サイドのファーストチョイス。爆発的なスピードやフィジカルを備えているわけではないが、堅実な守備対応が光る選手で、足元のスキルも水準以上なためゲームの組み立てにも高いレベルで関与できる。ロシアワールドカップ・ラウンド16、アルゼンチン代表戦での芸術的ボレーシュートは、今でも多くの人の記憶に刻まれている。

プレスネル・キンペンベ(背番号3)
生年月日:1995年8月13日(25歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
20/21リーグ戦成績:28試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:17試合出場/0得点0アシスト

パリ・サンジェルマン(PSG)生え抜きのレフティー。身長183cmと特別大柄なタイプではないが実にパワフルで、非凡なスピードも兼ね備える。また、以前までは失点に直結するような凡ミスが多々見受けられていたが、近年はそれが激減。頼もしさは着実に増している。超個性的なファッションがたびたび話題になるなど、サッカー界屈指のオシャレ番長。

ラファエル・ヴァラン(背番号4)
生年月日:1993年4月25日(28歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
20/21リーグ戦成績:31試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:75試合出場/5得点1アシスト

ロシアワールドカップ制覇に貢献した最終ラインの要。足元の技術に圧倒的に優れているとは言い難いが、とにかくアスリート能力が抜群に高く、あらゆるタイプのFWを平気な顔で無力化する。それに加えクレバーな守備対応も光るなど、DFとしての総合力はピカイチだ。すでに両手では数えきれないほどのタイトルを手にしてきたが、EUROでも頂点に立ってしまうのか。

クレマン・ラングレ(背番号5)
生年月日:1995年6月17日(25歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:12試合出場/1得点0アシスト

バルセロナで主力を担う25歳が初のEUROに臨む。DFとして圧倒的なフィジカルやスピードを持っているわけではないが、ポジショニングセンスや読みの鋭さは抜群。ビルドアップの質も極めて高い。ちなみに幼少期はパリ・サンジェルマン(PSG)のファンで、父親と共にトレーニングを見学した経験も。そこで見たロナウジーニョやペドロ・パウレタを「よく覚えている」と話す。

クルト・ズマ(背番号15)
生年月日:1994年10月27日(26歳)
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
20/21リーグ戦成績:24試合出場/5得点0アシスト
代表通算成績:8試合出場/1得点0アシスト

2013年の初招集以降なかなかフランス代表に定着できなかったが、ロシアワールドカップ後から継続して名を連ねるように。そして、今回EURO初出場を掴むことになった。足元の技術は凡庸だが、身長190cm・体重95kgの体格から繰り出されるパワーはピカイチで、スピードも非凡だ。実に表情が豊かな選手で、チェルシーでもレ・ブルーでもチームメイトからの人気は高い。

リュカ・ディーニュ(背番号18)
生年月日:1993年7月20日(27歳)
所属クラブ:エバートン(イングランド)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/0得点7アシスト
代表通算成績:38試合出場/0得点5アシスト

プレミアリーグでメキメキ成長中の左サイドバックだ。最大の武器は左足のキックにあり、精度抜群のクロスやロングフィードで一気に得点の可能性を引き上げる。守備も粘り強く、簡単には突破を許さない。胸に「I’ll Never Walk Alone」というタトゥーが刻まれており、一時リバプールのファンなのでは? とも噂されたが、後に両親へのオマージュであることを明かしている。

リュカ・エルナンデス(背番号21)
生年月日:1996年2月14日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:23試合出場/0得点3アシスト
代表通算成績:26試合出場/0得点5アシスト

ロシアワールドカップ制覇に貢献した左サイドバックのファーストチョイス。攻撃面での貢献度が抜群にあるとは言えないが、アトレティコ・マドリード在籍時にディエゴ・シメオネ監督の下で培ったタイトなマークで相手を封じ込むことができ、スピード勝負でも劣ることがないなど守備力は非凡だ。ミラン所属の弟テオとレ・ブルーで会うことを望んだが、叶わず。

レオ・デュボワ(背番号24)
生年月日:1994年9月14日(26歳)
所属クラブ:リヨン
20/21リーグ戦成績:37試合出場/2得点4アシスト
代表通算成績:7試合出場/0得点1アシスト

ロシアワールドカップの1年後に代表初招集を受け、そこから「常連」になった男が嬉しいEURO初出場を掴み取ることに。献身的なディフェンスに加え、多彩なクロスと意外性のあるミドルシュートを発揮して攻撃に厚みをもたらせる点が魅力だ。ちなみに、EUROメンバー発表の日は家族と過ごしていたよう。自身の名前が表示されると、父と共に涙を流したのだとか。

ジュル・クンデ(背番号25)
生年月日:1998年11月12日(22歳)
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/2得点1アシスト
代表通算成績:1試合出場/0得点0アシスト

それまで一度もフル代表に呼ばれたことはなかったが、ディディエ・デシャン監督から確かな評価を得て「サプライズ招集」。上背はさほどないが圧倒的なジャンプ力を誇っているため長身選手とのマッチアップを苦にしておらず、水準以上のスピードを活かした鋭い攻め上がりでも存在感を誇示する。序列は決して高くないが、今大会で見てみたい若手選手の一人である。

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