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EURO2020 3年前

【フランス代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。優勝候補筆頭国は各ポジションがSランク!

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

FW

キリアン・ムバッペ
EURO2020の得点王候補キリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】



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アントワーヌ・グリーズマン(背番号7)
生年月日:1991年3月21日(30歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
20/21リーグ戦成績:36試合出場/13得点7アシスト
代表通算成績:91試合出場/37得点27アシスト

ロシアワールドカップ制覇に中心的存在として貢献したレフティー。ゴールパターンが豊富で味方の得点を演出するようなパスを出すことができ、守備面ではハードワークを厭わないなど、前線でなんでもこなしてしまう器用な選手だ。当然、今大会での注目度も高い。先日のトレーニング中に後輩プレスネル・キンペンベを煽ったところ、軽く急所を蹴られて悶絶。

オリビエ・ジルー(背番号9)
生年月日:1986年9月30日(34歳)
所属クラブ:チェルシー
20/21リーグ戦成績:17試合出場/4得点0アシスト
代表通算成績:108試合出場/46得点13アシスト

FWとして圧倒的な得点力を持っているわけではないが、長身を活かしたポストプレーの上手さはピカイチ。周囲の選手の能力を引き出せる存在として、ディディエ・デシャン監督から全幅の信頼を寄せられている。そんな背番号9は8日に行われたブルガリア代表戦後、自身の元にボールがなかなか来ないと不満を漏らし、これが物議を醸すことに。その後、謝罪することになった。

キリアン・エムバペ(背番号10)
生年月日:1998年12月20日(22歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
20/21リーグ戦成績:31試合出場/27得点7アシスト
代表通算成績:44試合出場/17得点14アシスト

ロシアワールドカップで主役になった男が、今度はEURO制覇を狙う。一瞬で相手を置き去りにする爆発的スピードにフィジカル、テクニック、決定力のすべてが揃っており、89分間ダメでもラスト1分で仕事を果たせる破壊力を持つ。今大会の得点王候補と見ていいだろう。先日、ボールが来ないと不満を漏らしたオリビエ・ジルーに対し未だ腹を立てているようだが、本番への影響は…。

ウスマンヌ・デンベレ(背番号11)
生年月日:1997年5月15日(24歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/6得点3アシスト
代表通算成績:25試合出場/4得点2アシスト

気が付けば怪我をしていることでお馴染みだったが、食事やトレーニングの改善を意識したことでフィジカルを強化。20/21シーズンはバルセロナ加入後最多となるリーグ戦30試合の出場を果たした。左右両足をそん色なく使えるだけでなく、爆発的なスピードもあるという「怖さの塊」のようなアタッカーは、その成長ぶりをEUROという大舞台でも示すことができるだろうか。

カリム・ベンゼマ(背番号19)
生年月日:1987年12月19日(33歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/23得点9アシスト
代表通算成績:83試合出場/27得点19アシスト

2015年、マテュー・ヴァルブエナを恐喝した事件に関与したとして逮捕。フランス代表から「追放」されることになった。しかし、レアル・マドリードでの大活躍もあったことで、約6年ぶり、それもEUROという大舞台でレ・ブルーに帰ってくることになった。坊主頭のFWはディディエ・デシャン監督へ感謝の言葉を述べていたが、真の恩返しはピッチ上で目に見える結果を残すことだ。

キングスレー・コマン(背番号20)
生年月日:1996年6月13日(25歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/5得点12アシスト
代表通算成績:30試合出場/5得点1アシスト

前回大会は20歳の若さで挑み、7試合中6試合に出場。しかし、0得点0アシストに終わり、チームも準優勝と悔しさを味わっている。本人は昨年「次のユーロに参加する機会があれば、今度はとことんやりたい。未だに2016年を忘れていない」とコメントを残していた。そのリベンジのチャンスはやって来た。あとは、自慢のスピードとドリブルを武器に結果を出すだけだ。

ウィサム・ベン・イェデル(背番号22)
生年月日:1990年8月12日(30歳)
所属クラブ:モナコ
20/21リーグ戦成績:37試合出場/20得点8アシスト
代表通算成績:14試合出場/2得点3アシスト

リーグ・アン屈指の点取り屋が30歳で初のEUROに挑む。フットサルの代表に選ばれたこともあるほど左右両足の技術が高く、ゴール以外の貢献度も絶大。レ・ブルーでは基本的に切り札として使われるが、申し分ない存在だ。昨年、大人気ゲーム『FIFA20』で自身の特別なカードが出た際、「これで何個のコントローラーが壊れた?」とツイートするなど、その能力に惚れ惚れ。

マルクス・テュラム(背番号26)
生年月日:1997年8月6日(23歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラードバッハ(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/8得点7アシスト
代表通算成績:3試合出場/0得点1アシスト

リリアン・テュラムという偉大な男を父にもつサラブレッドが、並み居るライバルたちを抑え大舞台への切符を掴み取った。アタッカーながら身長192cmと大柄でアスリート能力が非凡。さらに馬力のあるドリブルとインテリジェンス溢れる動きにも定評があるなど、魅力の多い選手だ。EUROで狙うはもちろん、記念すべきレ・ブルーでの初ゴールということになるだろう。

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