コパ・アメリカ（南米選手権）2021のグループリーグ全試合が終了した。ブラジル代表は3勝1分0敗の首位でグループBを突破し、決勝トーナメントへ進出となった。ネイマールはここまで2ゴール2アシスト。超絶プレー連発でブラジルの勝利に貢献している。

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　ブラジルの今大会初ゴールはマルキーニョスが記録。ベネズエラ戦の前半にネイマールの左CKのこぼれ球を押し込んだ。2点目はネイマールのPK。そして3点目は絶妙なスルーパスに抜け出したネイマールが相手GKを交わし中央へ浮き球のパス。これをガブリエウ・バルボーザが胸で決めた。ネイマールのスピード、テクニックが光ったプレーだった。

　ブラジルの3試合目ではドラマが生まれた。コロンビアと対戦したブラジルは開始10分に先制を許す。しかし、78分にロベルト・フィルミーノのゴールが決まると、後半ATに劇的逆転ゴールが生まれる。ネイマールの左CKにニアで合わせたのがカゼミーロ。強烈なヘディングが突き刺さった。後半AT10分で最後のプレーだっただけにブラジルにとってグループリーグの中でも最高のゴールと言えるだろう。

　グループリーグ最終戦となったエクアドル戦はエデル・ミリトンのゴールでブラジルが先制。後半にエクアドルの見事な連係からゴールを奪われるが、試合は1-1のドローに終わりグループリーグ無敗で決勝トーナメント進出を果たした。

　最終戦に出場しなかったネイマールだったが、第1節~第3節までの3試合に出場し2ゴール2アシストの活躍。ブラジルの無敗突破に貢献している。グループ最終節で休養を取れたネイマールはこの調子を維持し、ブラジルを優勝に導くことができるだろうか。チリ代表との準々決勝は日本時間3日9:00キックオフで行われる。