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EURO2020 3年前

イングランド代表、ユーロ2020予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。決勝イタリア代表戦、最年少記録更新のアーセナルMFは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ライス
【写真:Getty Images】


デクラン・ライス(背番号4)
生年月日:1999年1月14日(22歳)
所属クラブ:ウェストハム
20/21リーグ戦成績:32試合2得点1アシスト
今大会成績:6試合0得点0アシスト

 デクラン・ライスはガレス・サウスゲート監督からの信頼を勝ち取り、イングランド代表の中盤に定着している。広いエリアをカバーできる走力と、最終ラインでもプレーできる守備力を携え、DFラインをサポートするべく走り回っている。所属クラブでアンカーとしてプレーするカルバン・フィリップスと動き回るライスのコンビは相性抜群。今後のイングランド代表を背負って立つ男は、トロフィーを掲げることができるだろうか。

カルバン・フィリップス(背番号14)
生年月日:1995年12月2日(25歳)
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド
20/21リーグ戦成績:29試合1得点2アシスト
今大会成績:6試合0得点1アシスト

 デクラン・ライスとともにここまで全試合に先発し、イングランド代表史上初の決勝進出の原動力となった。正確なフィードで攻撃の起点となり、ハードなタックルでピンチの芽を摘む。昨年9月にデビューしたイングランド代表での経験はまだ浅いが、プレミアリーグ初挑戦だった20/21シーズンの活躍を自信に変え、大舞台で真価を発揮している。

メイソン・マウント(背番号19)
生年月日:1999年1月10日(22歳)
所属クラブ:チェルシー
20/21リーグ戦成績:36試合6得点6アシスト
今大会成績:4試合0得点1アシスト

 チェルシーのチームメイトであるスコットランド代表のビリー・ギルモアが新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、接触していたメイソン・マウントは2試合の欠場を余儀なくされた。しかし、それ以外はトップ下として4試合に出場。アシストを記録したのはウクライナ代表戦のコーナーキック1本だが、攻撃のつなぎ役としての評価は高い。突破力に優れるウイングとポストプレーやセカンドトップ的な役割もこなすハリー・ケインをサポートしている。覇権を狙うイングランド代表の中心には、若きゲームメイカーが君臨している。

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