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<速報>なでしこジャパン、岩渕真奈が日本を救う同点弾!。カナダ戦、終盤のゴールでドローに持ち込む【東京五輪】

text by 編集部 photo by JMPA

なでしこジャパン
【写真:JMPA代表撮影】



【なでしこジャパン 1-1 カナダ女子代表 東京五輪2020グループE第1節】

 東京五輪(東京オリンピック)2020女子サッカー競技グループE第1節、なでしこジャパン(日本女子代表)対カナダ女子代表が21日に札幌ドームで行われた。試合は1-1のドローに終わった。

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 開会式に先駆けて行われたなでしこジャパンの東京五輪初戦。カナダ戦には背番号10でエースの岩渕真奈や主将の熊谷紗希、長谷川唯などがスタメンに名を連ねた。

 開始2分、左サイドで岩渕が相手からボールを奪うと、やや遠目の位置から右足のシュート。これは大きく外れたが、まず日本が最初のシュートを放った。

 しかし、先制したのはカナダ。前半6分、ニシェル・プリンスが右サイドを抜け出すとマイナスのパスを供給。中央に走り込んで来たクリスティン・シンクレアがダイレクトで合わせる。ボールが左ポストに当たり、跳ね返りをシンクレア自らが押し込んだ。

 1点ビハインドで前半を折り返すと、高倉麻子監督は後半頭に菅澤優衣香に代えて田中美南を投入。すると後半開始早々、左サイドからのグラウンダーのクロスに田中が飛び込みGKステファニー・ラビーの前でボールを触る。その瞬間、田中がラビーに後ろから倒されたが、一度は田中のファールの判定に。VARの介入により日本にPKが与えられたが、田中が痛恨の失敗。日本は同点のチャンスを逃した。

 その後カナダが一度ゴールネットを揺らすが、日本は相手のオフサイドに助けられ失点のピンチを逃れる。すると84分、ようやく日本が同点に追いつく。ロングボールに抜け出した岩渕がGKの位置を良く見て右足のシュート。これがゴールネットを揺らし、日本が同点に追いついた。

 試合はこのまま終了。なでしこジャパンの初戦は1-1のドローに終わった。なでしこジャパンは24日に初戦でチリ女子代表に2-0で勝利した英国女子代表と対戦する。

【得点者】
6分 0-1 クリスティン・シンクレア(カナダ)
84分 1-1 岩渕真奈(日本)

【了】

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