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U-24韓国代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。ソン・フンミン不在で期待が増す20歳の“至宝”

シリーズ:東京五輪選手名鑑 text by 編集部

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【写真:Getty Images】



イ・ユヒョン(背番号2)
生年月日:1997年2月8日(24歳)
所属クラブ:全北現代
2021シーズン成績:6試合出場/0得点1アシスト

 イ・ユヒョンは2017年のFIFA U-20ワールドカップメンバーの1人で、優勝した昨年1月のAFC U-23選手権でも活躍している。全南ドラゴンズの下部組織出身で、弾国大学校を経て全南のトップチームに加入。今季からは全北現代でプレーしている。右利きだが、両サイドバックでプレーできる点は魅力で、限られたメンバーで戦う東京五輪ではフル稼働が期待される。

チョン・テウク(背番号5)
生年月日:1997年5月16日(24歳)
所属クラブ:大邱FC
2021シーズン成績:19試合出場/0得点2アシスト

 出場はまだないが、昨年11月には韓国代表にも召集されたチョン・テウク。AFC U-23選手権では決勝の延長後半に決勝点を決め、チームを優勝へと導いた。そのゴールが物語るように、194cmという長身を活かした打点の高いヘディングが武器だ。U-24韓国代表の得点源になるその高さに、対戦国は注意しなければならない。

キム・ジェウ(背番号3)
生年月日:1998年2月6日(23歳)
所属クラブ:大邱FC
2021シーズン成績:13試合出場/0得点0アシスト

 キム・ジェウは高校卒業を前に海を渡り、オーストリアのSVホルンでプレーした経歴を持つ。昨シーズンからは大邱FCに所属しており、チョン・テクウとは同じセンターバックでポジションを争うチームメイトだ。A代表の主力でもあるキム・ミンジェがオーバーエイジで選出されていたものの、最終的に召集が叶わず。守備の中心を欠いたU-24韓国代表で、キム・ジェウの期待は高まるはずだ。

パク・ジス(背番号4)
生年月日:1994年6月13日(27歳)
所属クラブ:金泉尚武
2021シーズン成績:14試合出場/0得点0アシスト

 所属クラブが召集を認めなかったキム・ミンジェの代役として、パク・ジスはU-24韓国代表にオーバーエイジとして追加召集されている。昨シーズンまでの2年間は中国の広州恒大に所属し、3月に水原FCに期限付き移籍。6月には兵役のため金泉尚武に加入している。オーバーエイジに不安を抱えるという声も多いが、パフォーマンスでその声をはねのけることができるだろうか。

キム・ジンヤ(背番号13)
生年月日:1998年6月30日(23歳)
所属クラブ:FCソウル
2021シーズン成績:10試合出場/0得点0アシスト

 K1リーグ通算90試合という経験を持つキム・ジンヤは、この世代の左サイドバックとしてプレーしてきた。2018年のアジア大会、昨年のAFC U-23選手権をともに制したチームの主力で、一発勝負をものにしてきた経験値は東京五輪にも活かされるはずだ。酷暑の日本で、サイドを上下動するタフなプレーがどこまでできるかが1つのポイントになるかもしれない。

ソル・ヨンウ(背番号12)
生年月日:1998年12月5日(22歳)
所属クラブ:蔚山現代
2021シーズン成績:14試合出場/1得点0アシスト

 ソル・ヨンウは蔚山現代の下部組織出身で、蔚山大学を経てトップチームに戻ってきた。180cmを超えるサイドバックで、対人プレーに優れるだけでなく、ボックス内に切れ込む攻撃参加も持ち味だ。クラブでは左サイドバックで起用されることも多いが、右でもプレーすることができるのもU-24韓国代表を助けることになるだろう。

カン・ユンソン(背番号19)
生年月日:1997年7月1日(24歳)
所属クラブ:済州ユナイテッド
2021シーズン成績:13試合出場/0得点0アシスト

 Kリーグ2部での経験が長いが、昨シーズンは済州ユナイテッドを2部優勝に導いたカン・ユンソン。昨年行われたAFC U-23選手権で準決勝と決勝の2試合にフル出場したが、東京五輪にはバックアップメンバーとして選出されることとなった。しかし、大会直前にルールが変更されたことで、出場のチャンスは拡大。運動量豊富が豊富で、両サイドバックに加えて中盤でもプレーできるユーティリティーさを備えている。

イ・サンミン(背番号20)
生年月日:1998年1月1日(23歳)
所属クラブ:ソウルイーランド
2021シーズン成績:15試合出場/1得点1アシスト

 V・ファーレン長崎に在籍した経験を持つイ・サンミンはU-24韓国代表の一員として日本に戻ってくる。2019年に蔚山現代から長崎に期限付き移籍し、J2リーグ16試合に出場した。2018年のアジア大会と昨年のAFC U-23選手権制覇に貢献し、今大会ではキャプテンを務める。守備の要として期待されたキム・ミンジェが召集できなかったU-24韓国代表において、イ・サンミンはピッチ内外で重要な存在となるだろう。

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