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U-24韓国代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。ソン・フンミン不在で期待が増す20歳の“至宝”

シリーズ:東京五輪選手名鑑 text by 編集部

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イ・ガンイン【写真:Getty Images】



チョン・スンウォン(背番号6)
生年月日:1997年2月27日(24歳)
所属クラブ:大邸FC
2021シーズン成績:13試合出場/1得点0アシスト

 チョン・スンウォンは右サイドを主戦場とするMFで、90分間サイドを上下動するスタミナとスピードが持ち味だ。昨年1月のAFC U-23選手権優勝メンバーの1人で、2020年は大邸FCでチーム最多となる7アシストを記録している。韓国サッカー界屈指のイケメン選手としても有名で、インスタグラムのフォロワー数は約48万人に上る。

イ・ガンイン(背番号8)
生年月日:2001年2月19日(20歳)
所属クラブ:バレンシア(スペイン)
20/21リーグ戦成績:24試合0得点4アシスト

 イ・ガンインはU-24韓国代表の顔と言っていいだろう。同い年でともに少年時代にスペインに渡った久保建英とは比較されることも多く、強豪バレンシアで17歳のときにトップチームでデビューしている。小柄ながらフィジカルは強く、緩急自在のドリブルでチャンスを生み出していく。準優勝となった2年前のFIFA U-20ワールドカップでは最優秀選手に与えられるゴールデンボールを受賞。チームでは最年少だが、実績と期待は最も大きい。

イ・ドンギョン(背番号10)
生年月日:1997年9月20日(24歳)
所属クラブ:蔚山現代
2021シーズン成績:12試合出場/0得点2アシスト

 U-24韓国代表で背番号10を着けるのは、正確な左足のキックを持つイ・ドンギョンだ。昨年1月のAFC U-23選手権では2得点を挙げて優勝に貢献している。蔚山現代では後半途中から流れを変えるために起用されることも少なくなく、攻撃に変化を加えられる選手だ。セットプレーから放たれる精度の高いボールは要注意。同じ左利きのイ・ガンインとの連係がこのチームの攻撃のポイントになりそうだ。

ウォン・ドゥジェ(背番号15)
生年月日:1997年11月18日(23歳)
所属クラブ:蔚山現代
2021リーグ戦成績:16試合1得点0アシスト

 漢陽大学を休学したウォン・ドゥジェは、2017年6月にアビスパ福岡に加わった。2年半でJ2リーグ68試合に出場し、20年からは蔚山現代でプレーしている。フィジカルやスピードといった身体能力は申し分なく、中盤の底や最終ラインで攻撃の起点となれる存在だ。昨年は蔚山でAFCチャンピオンズリーグ優勝を経験し、FIFAクラブワールドカップにも出場するなど、大舞台での経験値を積んでいる。

キム・ドンヒョン(背番号14)
生年月日:1997年6月11日(24歳)
所属クラブ:江原FC
2021シーズン成績:17試合出場/0得点0アシスト

 キム・ドンヒョンは中盤の底で攻守のバランスを司るMFだ。運動量と機動力に優れ、ピッチの至るところに顔を出してプレーに関わる。20歳でプロ入りした後は国内のクラブを渡り歩き、今季からは江原FCに所属する。アンダー世代から注目を集めてきた中盤のダイナモは、大一番でどのような活躍を見せるのだろうか。

キム・ジンギュ(背番号21)
生年月日:1997年2月24日(24歳)
所属クラブ:釜山アイパーク
2021シーズン成績:15試合出場/2得点1アシスト

 キム・ジンギュは釜山アイパークの生え抜きで、優れたパスセンスと運動量でチームを支えるゲームメイカーだ。チームがK1リーグに昇格した昨季の大半を怪我で棒に振ったが、今季はゲームキャプテンを任されることも多い。当初はバックアップメンバーでの選出となったが、虎視眈々と出場機会を狙う。

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